高麗楽とは? わかりやすく解説

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こま‐がく【高麗楽/×狛楽】

読み方:こまがく

三韓楽の一。高句麗(こうくり)の楽舞で、7世紀以前日本に伝来楽器高麗笛・臥箜篌(ふせくご)・莫目(まくも)を用いた

雅楽分類の一。平安初期の楽制改革で、従来三韓楽渤海(ぼっかい)楽を合わせて成立篳篥(ひちりき)・高麗笛三の鼓太鼓鉦鼓(しょうこ)を伴奏楽器とし、舞を伴う。右楽(うがく)。→唐楽


高麗楽


高麗楽

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/23 15:35 UTC 版)

高麗楽(こまがく)は、中国大陸から伝来したもののうち、朝鮮半島を経由してきたもの、およびそのスタイルにならって日本で新作された雅楽の総称[1]。当初は、新羅楽百済楽などのように、細かく分かれていたが、後に高麗楽としてまとめられた[1]


  1. ^ a b マイペディア高麗楽』 - コトバンク
  2. ^ a b c d e 石井正敏 (2005年6月). “5世紀の日韓関係 - 倭の五王と高句麗・百済 -”. 日韓歴史共同研究報告書(第1期) (日韓歴史共同研究): p. 158. オリジナルの2015年10月18日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20151018092747/http://www.jkcf.or.jp/history_arch/first/1/1-03-ishii_j.pdf 
  3. ^ 『日本書紀』巻第二十九・天武天皇下・十二年正月十八日条
  4. ^ a b 『続日本紀 2』岩波書店〈新日本古典文学大系13〉、1990年、548頁。 
  5. ^ 『続日本紀』巻第十一・聖武天皇・天平三年六月二十九日条
  6. ^ 『続日本紀』巻第十四・聖武天皇・天平十三年七月十三日条


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