三省堂 大辞林 |
くくり 0 【▽括り】
「酒の力に体の―を弛(ゆる)め/麒麟(潤一郎)」
(2)袋の口などをしばること。また、しばるひもなど。
「―ヲトク/ヘボン(三版)」
(3)結末をつけること。まとめ。しめくくり。
「モノニタイテイ―ヲツケル/ヘボン」
(4)狩衣(かりぎぬ)の袖口、指貫(さしぬき)の裾などに通してくくり、口をしぼるひも。
「踏板にいと長やかにふみしだかせ給ひて―は土にひかれて/大鏡(道隆)」
(5)鳥獣を捕らえる一種のわな。
「―をかけて鹿を取りける程に/著聞 16」
(6)括り染め。また、括り染めにすること。
「括り」の用例一覧
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 森林太郎訳 十三時 THE DEVIL IN THE BELFR... (青空文庫)
杓子で鍋の中のキヤベツと豚の肉とを掻き廻すのである。お神さんの傍には 斑 ( まだら ) の猫の太つたのがゐる。その尻つぽには子供がいたづらに金めつきの懐中時計を括り付けたので、猫はそれを引き摩つてゐる。 子供が今例にして話してゐる家には三人ゐる。それ...
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岡本かの子 伯林の降誕祭 (青空文庫)
はやっぱり独逸らしい。靴屋の安売——運動靴に、 平常 ( ふだん ) 靴に、雪靴に、金と赤のイヴニングシューズまで寄せて一円五十銭也と括りの紐の結び目に正札で下って居ます。——嘘ではないの、こん...
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折口信夫 だいがくの研究 (青空文庫)
多の提灯をとりつける様になつた起りを、ある年の住吉祭り(大阪中の祭礼として、夏祭りの一番終りに行はれる)に、住吉まで出向いた だいがく が、帰り途になつて日の暮れた為、臨時に 緯 ( ヌキ ) 棒を括りつけて、其に...
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