陰阜
読み方:ほがみ
- 陰阜を云ふ。『藐姑射秘言』には「陰上(ほがみ)」とあり、ほとの上部の意なり。「外見(ほかみ)」なりといふ説はあれども附会採るに足らず。「べにうすざん」とも云ふこと別項に記せり。
- 陰上。陰阜をいふ。ほとの上部の意。「外見」なりとの説あり。「藐姑射秘言」「花の幸」「とのゐ袋」などに陰上と出でたり。「犬筑波集」の発句に「すず口をふるやほがみの小夜神楽」とあり。「享和世話」巻の一、虱の道行に「気海丹田のまへにほがみの長者が門外に暫く彳みそれよりも」とあり。
- 『享和世話』巻ノ一、虱の道行に「気海丹田のまへにほがみの長者が門外に暫らく彳みそれよりも云々」とあり。
- 陰部の上-陰阜、恥丘、紅臼山のこと。〔風流〕
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