C-2 (航空機・日本) 概要

C-2 (航空機・日本)

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概要

C-2は、C-1の後継として2000年平成12年)に「第二次C-X」として計画され、防衛省技術研究本部と川崎重工業によって開発が進められた、ターボファンエンジン双発の大型戦術輸送機である。2010年(平成22年)1月26日に初飛行した。初飛行に際して、試作機に対しXC-2の型式名称が与えられた。

当初の計画では2014年(平成26年)度末に美保基地に配備する予定であったが、開発途上で機体の強度不足が発覚したことなどにより配備が予定より遅れ2017年3月27日に開発完了し[4]C-2として正式採用、部隊使用承認された。2017年3月28日に3機、2018年度末までに8機配備される見込みである[5][6]。開発総額は2016年時点で約2,610億円とされる[7]

導入経緯

開発までの推移

置換え対象のC-1。当初仕様のままの航続距離が要件の変化に対応できなくなった。
現行の主力C‐130H

防衛庁(現防衛省)では、国産のC-1(25機)と輸入したC-130H(16機)を戦術輸送機としているが、C-1が耐用飛行時間を迎えるため、後継が検討された。日本国内の航空産業の技術育成の観点から、2000年平成12年)末に中型戦術輸送機の国産化を決定、MPA/P-X(P-1固定翼哨戒機)と同時に開発し、一部部品や治工具の共用によって両機種あわせた開発費を抑えることとされ[8]、その額は両機合わせて3,400億円と見込まれた[9]

平成13年度予算の要求53億円は満額が認められ、2001年(平成13年)初めよりエンジンの選定を開始、また防衛庁技術研究本部(技本)によって研究が行われた。5月25日に航空メーカーを選定する旨を官報にて告示、30日まで希望メーカーを募集した。応募した8社を招いて31日に説明会が開催され、7月31日午後5時を期限として、仕様の提出を行わせたが、1社は希望を撤回した。

主契約では川崎がP-X・C-Xの両機製作を希望、富士重工業が両機製作の新会社設立を提案、三菱重工業はどちらか一方(C-Xを希望)とした。分担生産では、川崎が主翼水平尾翼、富士が主翼・水平尾翼・垂直尾翼・翼胴フェアリング・C-Xのバルジ、三菱が中胴・後胴・垂直尾翼、さらに新明和工業日本飛行機昭和飛行機ジャムコが各部品を希望、計7社が参加を表明した。11月26日に防衛庁は主契約企業に川崎を選定したと発表、「次期輸送機及び次期固定翼哨戒機(その1)」(以下C-X/P-X)契約が締結され、三菱・富士を筆頭に各社が分担生産することとなった。平成14年(2002年)度予算の要求410億円が承認され、開発が開始された。

なお、このとき一部で国産旅客機YSX」と共通化させると報じられたが、2001年末に防衛庁と川崎は共同で否定している。しかし、自社で計画中の125席クラスジェット旅客機(2007年に実現を最終決定)では、P-Xの主翼技術を利用するとしている。また、日本航空機開発協会(JADC)では、平成14年(2002年)度よりP-XおよびC-Xを民間旅客機(100席〜150席クラス)へ転用するための開発調査を行っている。

機体開発

開発計画は、設計が平成13年度〜16年度、試作が平成15年度〜21年度、試験が平成18年度〜23年度(2012年3月まで)、契約は毎年度ごとに「その1」から「その7」まで7段階、総開発費は若干増額されて3,450億円とした。三菱が中胴と後胴、富士重工が主翼と垂直尾翼の開発・分担製造を担当している。中型機2機の同時開発と部品共通化は世界的にも珍しい。

2001年(平成13年)度に防衛庁と川崎は「P-X/C-X(その1)」契約を締結し、川崎は社内に大型機設計チーム・MCET(MPA and C-X Engineering Team)を設置、三菱・富士・日本飛行機などの出向を含め約650名によって設計作業を開始した。基本図は技本による技術審査にまわされ、2003年(平成15年)6月12日に「妥当」と判断された。これにより、三面図と性能諸元が想定できるエンジンの範囲内で確定した。翌日からは細部設計の段階に移行し、製造図を2004年(平成16年)に完成させた。また、6月には岐阜県岐阜工場に自社最大規模のハンガーが竣工、C-Xの製造をここで行い、将来の旅客機製造も視野に入れている。12月2日に岐阜工場内でP-X/C-Xの実大模型を公開した[10]

地上試験用の2機(#01・#02号機)と飛行試験機2機(1・2号機)をまず製造、2003年(平成15年)度の「C-X/P-X(その3)」により、静強度試験用機体(#01号機)の製造が開始された。2005年(平成17年)には富士重工から#01号機用の主翼が納入、川崎で組み立てられた#01号機は2006年(平成18年)3月15日に防衛庁に引き渡された[11]。#01号機は空自岐阜基地の第2補給処内に新設された強度試験場で再組み立ての後、耐久試験が行われていた。この静強度試験において、防衛省は2007年(平成19年)7月30日に、C-Xの水平尾翼の変形、主脚及びその付近の胴体構造の一部に変形及び接触、胴体の床構造の一部にひび・変形といった不都合事象が複数発生したと公表した[12]。このため、各部の改設計が行われることとなったが、三菱が担当した中部胴体の改善に予想外の時間がかかったことから、その後の計画に遅れが生じた[13]

2004年(平成16年)度契約の「C-X/P-X(その4)」により、飛行試験機1号機(機体番号:08-1201)の製造が開始され、2007年(平成19年)3月6日にロールアウト、地上での整備と試験を経て、同年夏に初飛行予定であった。しかし直前の2月に、輸入した米国製のリベット(長さ13.5mm)に強度不足が判明し、使用箇所の確認(数千箇所)と交換、再検査をする必要があるためロールアウトは延期された[14]。防衛省航空機課が6月7日に発表した調査結果によれば、交換が必要なリベット数は3663点に上り、ほとんどのリベットは川崎によって交換され、369カ所の交換不能な不適合リベットについては、周囲のリベットをより強度の大きいファスナー類に交換することで処置。別の手段を用いた補強が37カ所、あて板を用いた補強個所が2カ所で、航空機課ではこの改善処置により、機体強度の問題点は解消されたとしている[15]

白地に赤いストライプの塗色が特徴の試作1号機
量産機と同じ塗色の試作2号機

2007年(平成19年)7月4日にロールアウト(完成披露式典)が行われたが[16]、静的強度試験機の不都合発生により、一日の作業量を増やすなどして9月中に繰り下げて行う予定だった初飛行は、早くて12月とされたが、年内の飛行は達成できなかった。また2008年(平成20年)3月31日に防衛省へ納入される予定であったが、不具合箇所が広範囲に及ぶため、初飛行は早くて同年夏以降とされた。C-X量産機の調達開始は2008年度予算では見送られ、事前に1年繰り下げたため(後述)、スケジュールには余裕があるが、防衛省では川崎に対し違約金の請求を検討するとしていた。開発の遅れにより、2009年(平成21年)度予算での調達も見送られた。

2005年(平成17年)度契約の「C-X/P-X(その5)」により、疲労強度試験機(#02号機)の建造が開始された。2006年(平成18年)度契約の「C-X/P-X(その6)」では飛行試験機2号機が建造される他、空中受油機能と暗視装置対応機器が新たに追加される。2007年(平成19年)度の「C-X/P-X(その7)」が最終契約となり、一連の開発は冒頭の通り、2012年(平成24年)3月の完了を予定していたが、試験の進捗により蓄積されたデータ等を踏まえて強度の再計算を行い構造上補強を要する部位が複数確認された。これを受けて所要の措置を施すために開発期間を1年間延長し平成26年度までとすることが決まった。

2010年1月26日、試作初号機の初飛行が行われ、3月30日に防衛省へ納入された。

2014年1月7日、岐阜基地で機体の強度を確認する地上試験中に貨物扉が脱落する不具合が発生。機内の圧力を、通常の運用で想定される上限よりも1.5倍にまで高めようとしたところ、1.2倍に加圧した段階で機体後部の貨物扉が破損し、一部が脱落したという[17]

2014年7月4日、防衛省は加圧試験中に扉が外れた原因について、試験機後部のフレーム強度が不足していたことを発表。再度試験のため平成26年度末に予定していた部隊配備を2年間延期することを発表した。再試験には400億円の追加予算が必要とされた[18]

2014年11月以降、1月の機体構造地上試験中に発生した不具合対策として、試作1号機に対し量産機と同じ胴体への交換作業を実施[19]

2015年10月。機内の圧力を通常の運用で想定される上限よりも1.35倍まで高め、強度に問題ないことが確認された[20]

2016年2月24日、胴体交換作業完了により、防衛装備庁が川崎重工業岐阜工場において防衛装備庁のロゴをまとった試作1号機を受領。今後は岐阜基地において性能確認試験等を実施する予定[19]

2016年3月、正式採用される見込みであることが報じられた[6]

2016年5月17日、C-2量産初号機「68-1203」が岐阜基地で初飛行に成功した[21]

2016年6月30日、川崎重工は同社岐阜工場で航空自衛隊向けC-2輸送機量産初号機「68-1203」を、防衛省に納入したと発表した[22]

開発完了と部隊配備

防衛省は2017年3月27日、C-2の開発を完了したと発表した[4][23]。3月28日には鳥取県美保基地第3輸送航空隊 第403飛行隊にC-2が3機配備され、3月30日には配備を記念した式典が行われた[24]。2018年9月まで運用試験を実施し[25]、2022年4月現在、美保基地の第403飛行隊に10機、入間基地の第402飛行隊に3機の量産機が配備され、人員や物資の航空輸送など各種任務に使用されている。

年表

2000年(平成12年)
  • 次期輸送機(C-X)・次期固定翼哨戒機(MPA/P-X)の国内開発を決定。
2001年(平成13年)
  • 5月25日 - 防衛庁が官報にて、30日まで契約希望メーカーを募集すると告示。
  • 5月31日 - 希望メーカー8社を招いて説明会。7月31日午後5時までのスペック提出を要求。
  • 7月31日 - 希望7社がスペック提出。主契約希望3社、分担生産希望7社。
  • 11月26日 - C-X・P-X開発の主契約企業に川崎を選定。直後にYSX関連の報道が流れ、防衛庁と川崎は即座に否定。
2003年(平成15年)
  • 6月12日 - 技本がC-X・P-Xの技術審査の結果「妥当」と判断。翌日より細部設計に移る。
  • 8月8日 - 防衛庁の装備品審査会がC-XのエンジンをGECF6-80C2に決定。
2004年(平成16年)
2005年(平成17年)
2006年(平成18年)
  • 3月15日 - C-Xの静強度試験用供試機(#01)が防衛庁に引き渡される。
  • 5月31日 - 経済産業省主催の民間機開発推進関係省庁協議会において、川崎が国土交通省に対し、C-X/P-Xに関する防衛庁の試験データを国交省の形式証明取得に流用できるように、防衛庁の試験に立ち会うことを要望する。防衛庁もデータ開示に協力すると表明。
  • 7月 - ファーンボロー国際航空ショーにて、川崎がC-Xの民間型案を展示。
  • 9月22日 - 静強度試験機(#01)過重負荷システムおよび取扱説明書の完成審査を実施。「妥当」(合格)と判断され、試験段階へ移行。
  • 9月28日 - 静強度試験機(#01)用の試験架構などを防衛庁技術研究本部へ引き渡し。
2007年(平成19年)
  • 2月2日 - C-X/P-Xにおいて使用される一部のリベット(米国製輸入品)が、所要の強度を有していないことが川崎より防衛省に報告され、該当リベットの交換のため、当初予定されていた3月6日のロールアウトが延期。
  • 4月 - GEが防衛省に対し、同年7月にC-X用エンジンの輸入代理店を新興の日本ミライズへ変更すると通告。
  • 5月 - 技本ウェブサイトで試作1号機 (#201) の全体写真を初めて公開(外部リンク参照)。
  • 6月7日 - 防衛省は強度不足のリベットの交換作業を行い、正常なリベットに交換するなどの処置を行い機体の強度に影響が無いことを確認。
  • 6月 - パリ航空ショーにて、川崎がP-X・C-Xの模型を展示。
  • 7月4日 - C-X・P-X試作1号機のロールアウト式典が川崎重工業岐阜工場で行われる。
  • 7月26日 - 防衛省がC-Xの調達を2009年(平成21年)度以降とする方針を発表。F-X選定を先送りし、遅れているF-15J近代化改修を進める予算を確保するため。
  • 7月30日 - 静強度試験中に不具合が発生し、初飛行を12月以降へ延期。
2008年(平成20年)
  • 3月 - 胴体フレームの強度不足のため、初飛行は延期。
2010年(平成22年)
  • 1月26日 - 航空自衛隊岐阜基地において初飛行。XC-2の型式番号を与えられる。
  • 3月30日 - 川崎重工業岐阜工場においてXC-2の納入式が行われた。以降は飛行開発実験団において実用試験が行われることになる。
2011年(平成23年)
2012年(平成24年)
  • 4月25日 - 開発期間を1年間延長することが決定。だが、これによる航空自衛隊美保基地への配備計画の変更はない。同計画によれば14年度1機・15年度3機・16年度2機配備する予定。
2014年(平成26年)
  • 1月18日 - 防衛省は地上試験機にて機体構造強度試験の際、同機の貨物扉、後部胴体などに損壊が発生したと発表[27]
  • 6月16日 - 防衛省は、テストで機体強度の不足によるトラブルが出ているのを理由に、2014年末に配備予定だった計画を2年前後延長する方針を固めた[5]
  • 11月 - 1月の機体構造地上試験中に発生した不具合対策として、試作1号機に対し量産機と同じ胴体への交換作業を開始[19]
2015年(平成27年)
  • 4月1日 - 防衛省は、C-2輸送機の積雪時における雪上滑走テストを行ったと発表した。
2016年(平成28年)
  • 2月24日 - 防衛装備庁が川崎重工業岐阜工場において、量産機と同じ胴体に交換し防衛装備庁のロゴをまとった試作1号機を受領。今後は航空自衛隊岐阜基地において性能確認試験等を実施する予定[19]
  • 6月30日 - 川崎重工業岐阜工場にて量産初号機が防衛省に引き渡され、C-2輸送機が正式に配備された[28]
2017年(平成29年)
  • 3月27日 - 防衛省が開発完了を発表[4][23]。当初の予定通り当面は航空自衛隊美保基地のみへの配備となる。
  • 11月 - ジブチ共和国、アラブ首長国連邦、ニュージーランド等において国外訓練を実施した[29]
2018年(平成30年)
2019年(平成31年)
  • 2月26日 - オーストラリアのアバロン空港で開催される「2019年オーストラリア国際航空ショー及び航空宇宙・防衛展示会」(アバロン・エアショー)に C-2輸送機を1機派遣[32][33]。海外では初めての飛行展示を行った[34]
  • 6月17日 - パリ航空ショーにC-2輸送機1機が地上展示された[35][36]
2020年(令和2年)
  • 10月 - 非舗装滑走路の地上滑走試験[37]を3日間実施[38][39]
  • 11月 - 非舗装滑走路の離着陸試験[40][41]を2日間実施[39]
2021年(令和3年)
  • 2月17日 - 入間基地に1機が配備された[42]
  • 8月23日 - ターリバーンにより実権を掌握されたアフガニスタンに残る邦人や大使館などの現地スタッフを国外退避させるため、1機のC-2を資機材・人員輸送にあてることが発表され、同日夕方に出発した[43]。(詳細は「#運用」の項参照)
2022年(令和4年)
  • 3月10日 - ウクライナへの支援物資として防弾チョッキやヘルメット、非常食、防寒着などを提供するため、鳥取県の美保基地からポーランドへ飛行した[44][45]
2023年(令和5年)
  • 4月21日 - 正規軍と民兵組織の衝突が激化したスーダンからの在留邦人退避のため、鳥取県の美保基地からジブチへ飛行した[46]

注釈

  1. ^ 試作機2機を含む[1]
  2. ^ a b +は補正予算分

出典

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  8. ^ 平成13年度 政策評価書(本文)(中間段階の事業評価)-次期輸送機(次期固定翼哨戒機及び次期輸送機(その2 )
  9. ^ 平成13年度 政策評価書(要旨)(中間段階の事業評価)-次期輸送機(次期固定翼哨戒機及び次期輸送機(その2 )
  10. ^ <P-X C-X> ベールを脱いだ海空“兄弟機”実物大模型を公開 朝雲グラフ特集
  11. ^ 次期輸送機の静強度試験機(01号機)の受領防衛省技術研究本部
  12. ^ 次期固定翼哨戒機及び次期輸送機の不具合等について 防衛省
  13. ^ 次期輸送機の開発状況について 防衛省
  14. ^ 次期固定翼哨戒機及び次期輸送機に使用された不適合リベット及びロールアウトへの影響について防衛省
  15. ^ 次期固定翼哨戒機及び次期輸送機に使用された不適合リベットの調査結果等について防衛省
  16. ^ 次期固定翼哨戒機および次期輸送機のロールアウト式典について技術研究本部
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  18. ^ 『次期輸送機、配備2年延期=加圧試験中の扉脱落-機体強度不足で破断・防衛省』(時事通信 2014年7月4日)
  19. ^ a b c d 次期輸送機試作1号機の機体受領について 防衛装備庁
  20. ^ 次期輸送機C-2の地上試験における不具合対応等について
  21. ^ C-2量産初号機「68-1203」、岐阜基地で初飛行に成功
  22. ^ 航空自衛隊向けC-2輸送機の量産初号機を納入(川崎重工業)
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