遠隔教育
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/10 13:09 UTC 版)
遠隔教育の種類
録画タイプ
録画タイプは、あらかじめ録画した動画を配信する形式のオンライン授業である。生徒は、動画がアップされているWebサイトなどから、その動画を視聴する。
ライブ配信ではないため、聞き逃した部分を繰り返し聞いたり、ノートをとる際などに一時停止したりすることが可能である。また、基本的に動画が削除・非公開にされない限りはWebサイト上にあるので、自分の好きなタイミングで視聴できる。
ライブ配信タイプ
ライブ配信タイプは、動画配信ツールなどを利用して、リアルタイムで配信する形式のオンライン授業である。リアルタイムでの配信なので、決められた時間に開始することになる。
手軽に行なえることから、オンライン授業をライブ配信で行なう教育機関が増加しているようだ。
双方向タイプ
双方向タイプは、ライブ配信と同じようにリアルタイムで授業が進むオンライン授業である。「ZOOM」や「Skype」などのアプリケーションが、よく使用される。
ライブ配信との違いは、お互いの顔を確認できること、生徒がチャットなどで質問できることである。講師と生徒が双方にコミュニケーションを取れるため、実際に対面して授業を受けているような感覚になれるだろう。[2]
脚注
参考文献
- 『遠隔教育システム活用ガイドブック第3版』文部科学省,2021-03-31,Issued
関連項目
- 通信教育
- インターネットスクール
- ビデオ会議
- 放送教育・教育放送
- eラーニング
- オープンコースウェア
- Massive open online course(MOOC)
- 教育工学
- テレワーク
- オンライン家庭教師
- デジタルネイティブ
外部リンク
- ^ White, Michael (2009). “Distance education in Australian higher education — a history”. Distance Education 3 (2): 255-78. doi:10.1080/0158791820030207.
遠隔教育と同じ種類の言葉
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