物理単位
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 15:06 UTC 版)
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数量の比較 |
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単位の換算 |
物理単位(ぶつりたんい)とは、物理学や計測学において、種々の物理量を表す単位として選ばれた基準の量である。
単に単位と呼ばれることが多いが、物理量ではないもののための単位と区別する場合には特に「物理単位」と言う。本項において、特に断りのない場合は「単位」とは物理単位を指すものとする。
単位には明確で使いやすい定義が必要である。実験結果の再現性は科学的方法において重要である。そのためには測定の基準が必要となり、測定の基準を便利なものにするために単位が必要となる。科学的な単位は、当初は商業の目的のために発展してきた度量衡の概念を様式化したものである。
複数の単位を組み合わせて体系としたものが単位系である。
次元としての単位
国際単位系(SI)の考え方および表記に従えば、物理量の値 (the value of a quantity) Qは、その数値 (numerical value) を示す数値 (number) n と単位 (unit) Uとの積として表される(従って単位の取り方に依存して数値は変更を受ける[1])。乗法記号(×)は省略して、「半角数字+line-breakingしない四分の一角スペース[2]+半角英文字」と表記することが標準的である[3]。
物理単位
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/15 01:39 UTC 版)
詳細は「物理単位」を参照 国際単位系では単位の定義と単位の書き方は国際的に決められており、数値の後に半角1マス空け、単位を書く。例えば、1.50 kgと書く。 計算において、単位は文字式の文字のように扱えるため、基本的には単位も一緒に計算する。例として、100 g+300 g=400 gや、100 m÷25 s=4.0 m/sのように単位をかきながら計算することで、計算ミスも減る。 連続量ではどれだけの量を単位と定めるかは全く任意であり、決め方が異なる単位の間の比は一般に実数値となり、しかもその比には誤差がつきまとう。実際の量を数値表現するには、具体的に実現された単位量と測定対象の量とを比較しなければならず、必ず誤差がつきまとうからである。だが離散量である個数では1個より小さい単位は考えられず、ひとつひとつ数えることにより原理的には誤差のない測定が可能である。 多くの物理や自然科学に関する文書中では、「単位」は物理単位を意味する。
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