居飛車舟囲い急戦 対中飛車

居飛車舟囲い急戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/08 15:37 UTC 版)

対中飛車

4六金戦法(金立ち戦法)
ツノ銀中飛車に対して▲5七金から▲4六金~▲5七銀右として模様を拡大する。歩越金の悪形であるが、例外的に銀よりも柔軟な運用が出来る。中原誠などが得意としていた。
袖飛車 (5七銀右型)
後手の中飛車に対して加藤一二三が定跡を整備したため、加藤流とも呼ばれる。舟囲いから▲5七銀(右)▲6八銀の形から▲3八飛として3筋の歩を交換し、3六飛・3七桂型の好形を目指す。
山田定跡
5七銀左型急戦で、四間飛車同様▲3五歩からの早仕掛けと、▲3八飛から▲5七銀と4七銀の二枚銀構えにして中飛車の角頭を狙う。加藤流とは違って浮き飛車にせず引き飛車で、4七の銀を3六に棒銀のように進出させる。
4五歩早仕掛け
四間飛車同様左金が3二にない△4三銀型に有力。▲4六歩から▲4五歩の仕掛けを狙う。
棒銀
5七銀左型急戦で、四間飛車同様▲3七銀〜▲2六銀〜▲3五歩の仕掛けを狙うが、四間飛車と違って▲4八飛や▲3八飛と飛車を動かしてから▲3七銀〜▲2六銀と進出させる。
超速
主に5筋位取りのゴキゲン中飛車で使用される。居飛車側先手として、銀を▲3五銀から▲4六銀と繰り出して▲3五からの速攻を狙う。舟囲いに組んでからよりも、中途で▲4六銀のかたちに組むことが多い。

参考文献

関連項目


  1. ^ 藤井 2004, p.9.
  2. ^ 藤井 2004, p.32.
  3. ^ 藤井 2004, p.110.
  4. ^ 藤井 2004, p.157.
  5. ^ 藤井 2004, p.36.
  6. ^ 藤井 2004, pp.110,157.
  7. ^ 藤井 2004, p.57.
  8. ^ 藤井 2004, p.139.
  9. ^ 藤井 2004, p.183.
  10. ^ 藤井 2004, p.207.


「居飛車舟囲い急戦」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「居飛車舟囲い急戦」の関連用語

居飛車舟囲い急戦のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



居飛車舟囲い急戦のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの居飛車舟囲い急戦 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS