大日本除虫菊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/06 04:54 UTC 版)
関連項目
- 蚊取線香
- ジュビロ磐田 - Jリーグ ユニフォームスポンサー(1998年 - 2005年)
- タンス用防虫剤『ゴン』と、当時所属していた中山雅史選手の愛称「ゴン」を掛け合わせた事に因む。中山は実際に『ゴン』のテレビCMに出演し(CM出演自体はユニフォームスポンサーになる以前から)、桃井かおりと社交ダンスを踊る(「ダンスにゴン」≒「タンスにゴン」のシャレである)などしていた。
- セレッソ大阪 - Jリーグ ユニフォームスポンサー
- 2010年7月より同チームへのスポンサードを開始。
- 長居球技場 - セレッソ大阪へのスポンサードと同時に2010年8月より同チームのホームスタジアムとなる大阪市長居球技場の命名権を取得、「キンチョウスタジアム」と命名された。略称は「金鳥スタ」。スタジアムの入場門、メインスタンドの屋根、及び電光掲示板付近に「KINCHO」のロゴが入った看板・横断幕が設置されている。但し、FIFA(国際サッカー連盟)主催サッカー国際試合(AFCチャンピオンズリーグなど)では命名権行使が禁止されている為、国際試合開催時は正式名称に戻され、全ての「KINCHO」ロゴ入り看板・横断幕も撤去される。契約期間は当初2010年8月1日から2013年12月31日までの3年5か月間とされていたが、さらなる契約更新により2018年12月31日までの8年5か月間まで延長された[27]。
- 大阪エヴェッサ - ホームゲームでのゴールスポンサーで上の部分はダングゴー!ゴー!、下の部分はタンスにゴンゴンとなっている。
- 上山千穂(テレビ朝日アナウンサー) - 創業者の曾孫。
脚注
外部リンク
- KINCHO・大日本除虫菊株式会社 公式サイト
- 関西素材・関西風味―テレビ50年 10.面白CM・本音勝負のインパクト - 神戸新聞の連載記事(2003年6月4日。当社のCMにまつわるエピソードが記載されている) - オリジナルの2007年11月13日のアーカイブ
- 映画『この一筋の煙に 大日本除虫菊中央研究所』(1969年) - 当社の企画の下で製作された広報映画。現在は科学映像館にて無料公開中《作品概要は”蚊取線香~映画『この一筋の煙に』”を参照》
注釈
- ^ ただし、アレンジにはシンセサイザーが用いられることもある。
- ^ 開始当時は『金鳥』。十朱幸代出演期の1990年代中頃に現行デザインに変更。
- ^ 1970年までは提灯を並べて『金鳥』を象ったラストであった。仕掛け花火に変更した1971年のCMでは、編集のミスで一瞬だけ提灯が映っている。
- ^ 小柳ルミ子出演期までは、納谷悟朗がフレーズ読みを担当。
- ^ 海援隊から武田鉄矢だけ出演した続編的CM(前作と異なりゴキブリのコスプレはしていない)では、前作でジャンケンの敗者に向かって「あんたの負け」と言った武田が、コックローチSに向かって「あんたの勝ち」と言っていた。
- ^ 同フレーズは、同時期公開のアニメ映画『ルパン三世 カリオストロの城』にも使用され、エンディングにてルパン三世(声:山田康雄)が峰不二子(声:増山江威子)に向けて発していた。
- ^ アレンジ版として「カエカエカハハ、キンチョール」というフレーズも作られた(同作も郷と柄本の共演)。
- ^ ひよこの雌雄選別のパロディ。
- ^ 年配男性の「儂は、金鳥マットが大嫌いだ。」と、年配女性の「私は、金鳥マットが大好きです。」に対応して、2パターン存在する。
- ^ 同セリフは、商店街のアーケード内を歩くちあきに向かって自転車に乗った美川が語り掛ける内容。なお美川はこのCMに出るまで自転車に乗った経験がなく、自転車の練習をして撮影に臨んだ。
- ^ 間寛平の持ちギャグ「なめなめくじくじなめくじくじ」のもじり
- ^ 長門裕之が「偽タヌキ」役で出演するようになってから。
- ^ 当時、年金未納問題とプロ野球再編問題が起きていた。
- ^ 「やらしいわぁ〜」という中年女性達のツッコミが入る。
- ^ 井川が親元に電話しているという設定で、台詞はズーズー弁。
- ^ 「ファーブルおばさん害虫記」というシリーズ物。
- ^ 「ゴキブリにはKINCHO編」では英語劇やラップに挑戦した。また「アリ退治はKINCHO編」では往年の名番組「がっちり買いまショウ」のセリフを再現した。
出典
- ^ “ごあいさつ 代表取締役社長 上山 直英”. 大日本除虫菊株式会社. 2020年4月20日閲覧。
- ^ メンバー会社一覧 - みどり会
- ^ トリビアの泉〜へぇの本〜第II巻 p71-p72「金鳥は毎年、虫のためにお祓いを受けている」、講談社、2003年、ISBN 4-06-352703-4
- ^ “金鳥創業者 上山 英一郎 ~世界初の蚊取り線香は和歌山で生まれた~”. 大日本除虫菊株式会社. 2020年4月20日閲覧。
- ^ “起業家の人生に学ぶ④ 大日本除虫菊株式会社創業者 上山 英一郎”. 大日本除虫菊株式会社. 2020年4月20日閲覧。
- ^ “金鳥のあゆみ 創業~明治時代”. 大日本除虫菊株式会社. 2020年4月20日閲覧。
- ^ “「金鳥」商標のいわれ なぜニワトリなの?”. 大日本除虫菊株式会社. 2020年4月20日閲覧。
- ^ 2011年度グッドデザイン・ロングライフデザイン賞2020年4月20日閲覧。
- ^ 当社保有の【日本における殺虫剤産業の発祥を示す資料】が化学遺産に認定 (PDF)大日本除虫菊 ニュースリリース(2017年3月21日)2020年4月20日閲覧。
- ^ “第70回(2021年)日経広告賞「大賞」受賞”. 日経マーケティングポータル. 2022年6月20日閲覧。
- ^ “KINCHOの新聞広告”. 大日本除虫菊. 2022年6月20日閲覧。
- ^ 特許第1849510号「加熱蒸散装置」
- ^ 特許第2729357号「吸液芯付容器、加熱蒸散型殺虫装置用キット及びこれらに用いる蒸散性持続化剤」
- ^ 特許庁審判番号 審判平05-018873・審判平06-018122 後に特許内容の補正がなされて再び有効化されたが、2000年12月20日に特許存続期間が満了。
- ^ 大阪地方裁判所 平成6(ワ)499号・大阪高等裁判所 平成11(ネ)2820「特許出願公告に基づく権利侵害差止請求事件」
- ^ 特許第3802196号「害虫防除装置」
- ^ 「差止権不存在確認求めてアース製薬を提訴‐大日本除虫菊」『薬事日報ウェブサイト』 薬事日報社、(2006年7月21日)2020年4月20日閲覧。
- ^ 東京地方裁判所 平成18年(ワ)第15425号
- ^ 東京地方裁判所 平成18年(ワ)第18446号
- ^ 特許庁審判番号 無効2006-080144
- ^ 虫の忌避効果を標ぼうする商品の販売業者4社に対する景品表示法に基づく措置命令について (PDF) 平成27年2月20日 消費者庁プレス・リリース。[リンク切れ]
- ^ “吊るすだけ」虫よけ剤に裏付け根拠なし 蚊は対象外、に怒りのコメント多数”. Jcastニュース (2015年3月7日). 2020年4月20日閲覧。
- ^ 金鳥の夏、日本の夏 KINCHO仕掛け花火 撮影風景
- ^ 80年代CM黄金期、3人の天才は何を見通したか
- ^ 2017年Ver登場!キンチョーCMの高山さんと大沢くんシリーズ - ET News
- ^ ラジオCM|CM情報|KINCHO 大日本除虫菊株式会社
- ^ “長居球技場ネーミングライツパートナー協定の満了について”. 大阪市 (2018年12月19日). 2019年11月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月20日閲覧。
固有名詞の分類
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