ルビジウム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/12 22:14 UTC 版)
生産
ルビジウムは地殻中においてセシウムより豊富に存在するが、用途が限られていることやルビジウムを豊富に含む鉱石の不足から、ルビジウム化合物の年間生産量は2から4トン程度である[9]。カリウムからルビジウムおよびセシウムを分離するにはいくつかの方法がある。ルビジウムセシウムミョウバン (Cs, Rb)Al(SO4)2•12H2O からの分別晶出によって純粋なルビジウムミョウバンが得られる。2つの他の方法の報告では、塩化スズ法およびフェロシアン酸塩法の文献がある[9][14]。1950年代および60年代の数年間は、Alkarb と呼ばれるカリウム製品の副産物がルビジウムの主要な産出源であった。Alkarb には21%のルビジウムとごくわずかなセシウムが含まれ、残りはカリウムである[15]。現在ルビジウムは、例えばカナダのマニトバ州にあるタンコ鉱山のようなセシウムの大きな生産者によって、ポルサイトからの副産物として生産されている[9]。
用途
ルビジウム87(同位体)は、半減期488億年[16]の放射性同位体であり、ベータ崩壊してストロンチウム87となる。これを使って、年代測定が可能である(ルビジウム-ストロンチウム法)。炭酸ルビジウム (Rb2CO3) を原料に混ぜたガラスは丈夫で電気絶縁性に優れているため、ブラウン管用ガラスとして用いられる。
光で励起したルビジウムは原子時計に用いられている。セシウム原子時計に比べ正確さは劣るが、小型で低価格であるため、ルビジウム原子時計は広く利用されている。
通常、ルビジウムは土壌中において非常に低濃度である反面、植物によって吸収されやすく、カリウムに似た挙動を示す。このため、トレーサとして既知濃度のルビジウム水溶液を土壌に注入、一定期間後に植物体を収獲しルビジウム濃度を測定することで、その時点における根の活性を推定できる(ルビジウムトレーサ法)。また、農作物害虫の生態調査における標識として用いられた事例もある。
ルビジウム化合物は時折、花火に紫の色を付けるために用いられる[17]。
ルビジウムは磁気流体力学の原理を応用した熱電変換材料への使用が検討されている[18]。高温の熱でルビジウムをイオン化し磁場を通過させることによって、それらは電気を伝導し、発電機の電機子のように働くことで電流が発生する。
ルビジウム、特に気化された 87Rb は、レーザー冷却やボース=アインシュタイン凝縮の用途において、最も一般的に使用される原子種の1つである。この用途における望ましい性質は、関連した波長における安価な半導体レーザーがいつでも利用できる点および、適度な温度で十分な蒸気圧を得ることのできる点である[19][要出典]。
ルビジウムは、核スピンを一定の方向に整列させた大量の磁化 3He ガスを生産する際に、3He にスピン偏極を与えるために用いられる。ルビジウムの蒸気は、レーザーによる光ポンピングによってスピンが偏極し、それが超微細構造に影響を与えることで 3He の核スピンを一定の方向に整列させる[20]。スピンが偏極化した 3He は、中性子偏極測定やその他の用途のための偏極中性子ビームを発生させる用途に一般化されてきている[21]。
ルビジウムは、セル・サイト送信機や他の電子的な送信機、情報網および試験装置における周波数の精度を保つための二次周波数標準器の主要部品である(ルビジウム発振機)。このルビジウム標準器は GPS において、より正確でセシウム標準器よりも安価な「一次周波数標準器」を製造するためにしばしば用いられる[22][23]。ルビジウム標準機は、データ通信産業のために大量生産されている[24]。
ルビジウムの他の可能性もしくは現在の用途としては、蒸気タービンにおける作動流体や真空管における残留ガスの吸着剤(ゲッター)、光検出器の部品などがある[25]。ルビジウムのエネルギー準位の超微細構造を利用して原子時計の共鳴元素に用いられる[23]。ルビジウムはまた、特殊ガラスの成分や酸素雰囲気下での燃焼によって生じる超過酸化物の生産、生物学におけるカリウムイオンチャネルの研究、原子磁気センサーの蒸気の発生などに用いられる[26]。87Rbは現在、スピン偏極の緩和レートを小さくした状態を利用した磁気センサー (SERF; spin exchange relaxation-free (SERF) magnetometer) の開発において、他のアルカリ金属類とともに使用されている[26]。
82Rb は陽電子放射断層撮影に用いられている。ルビジウムはカリウムと非常に似ているため、カリウムを多く含んだ生体細胞は放射性ルビジウムも蓄積する。主要な用途の1つは心筋灌流イメージングである。76秒という非常に短い半減期のため、患者の近くで 82Sr の崩壊によって 82Rb を生み出す必要がある[27]。脳腫瘍において、血液脳関門でのルビジウムとカリウムの置換の結果、ルビジウムは通常の脳組織よりも脳腫瘍の部分に多く集まるため、シンチグラフィによって放射性同位元素の82Rbを検出することで、脳腫瘍を画像化することができる[28]。
ルビジウムの双極性障害やうつ病に対する影響についての試験が行われている[29][30]。透析患者にはルビジウムの消耗が見られ、したがってルビジウムのサプリメントは憂うつを助けるかもしれない[31]。いくつかの試験において、ルビジウムは最高720 mgの塩化ルビジウムとして与えられた[32]。
歴史
1861年にロベルト・ブンゼンとグスタフ・キルヒホフにより、ドイツのハイデルベルクにおいて鉱石のリチア雲母から分光器を用いることでルビジウムは発見された[3][4]。

ルビジウムはリチア雲母に少量含まれる物質として存在する。キルヒホフとブンゼンは、酸化ルビジウム (Rb2O) をわずかに0.24%のみ含むリチア雲母を150 kg処理した。カリウムおよびルビジウムは、ヘキサクロリド白金(IV)酸によって不溶性の塩を与えるが、これらの塩類は温水中で可溶性にわずかな差を示す。その結果、ヘキサクロリド白金(IV)酸カリウムよりも溶解度の低いヘキサクロリド白金酸ルビジウムが分別晶出によって得られた。水素によるヘキサクロリド白金酸塩の還元の後、炭酸塩のアルコールに対する溶解度の差によってルビジウムの分離に成功した。このプロセスによって更なる研究に用いるための塩化ルビジウムが0.51 g得られた。セシウムとルビジウムの初めての大規模な分離は、キルヒホフとブンゼンによって44,000 Lのミネラルウォーターから行われ、7.3 gの塩化セシウムと9.2 gの塩化ルビジウムが分離された[3][4]。ルビジウムは、キルヒホフとブンゼンによって分光器が発明されてからわずか1年後、セシウムの直後に発見された第2の元素であった[33]。
キルヒホフとブンゼンは、新しい元素の原子量を推定するために、このようにして得られた塩化ルビジウムを用い、その結果ルビジウムの原子量は85.47であると見積もられた(現在一般に認められている値は85.47である)[3]。彼らは溶融させた塩化ルビジウムの電気分解によってルビジウムの単体を得ようとし、肉眼での観察においても顕微鏡での観察においても金属物質であるというわずかな痕跡も示さない、青色の均一な物質を得た。彼らはそれを亜塩化物 (Rb2Cl) であるとしたが、それは恐らく金属ルビジウムと塩化ルビジウムとの、コロイド状の混合物である[34]。金属ルビジウムを得るための2回目の実験においてブンゼンは、酒石酸ルビジウムの焼成によってルビジウムを還元することができた。蒸留されたルビジウムは発火性の物質であったが、ルビジウムの密度と融点を明らかにすることができた。1860年代に行われた研究の品質は、現在一般に認められている数値と比較して、密度の違いが0.1 g/cm3未満であり、融点の違いも1度未満であることから、評価されている[35]。
1908年、ルビジウムのわずかな放射能が発見されたが、1910年代に同位体元素の理論が確立する前であり、1010年を超える長い半減期のために活性が低いため、その説明は困難であった。現在証明された、ベータ崩壊によって安定な 87Sr となる 87Rb の崩壊は、1940年代後期にはまだ議論中であった[36][37]。
ルビジウムは、1920年代以前にはごくわずかな産業的価値しかなかった[38]。以降のルビジウムの最も重要な用途は、主に化学および電子の分野における研究開発用途であった。1995年、E. A. コーネル (Eric A. Cornell) とC. E. ワイマン (Carl E. Wieman) は 87Rb を用いてルビジウム原子のボース=アインシュタイン凝縮に成功した[39]。この功績により、彼らは2001年度のノーベル物理学賞を受賞した(W. ケターレ (Wolfgang Ketterle) と共同受賞)[40]。
- ^ Magnetic susceptibility of the elements and inorganic compounds Archived 2012年1月12日, at the Wayback Machine., in Handbook of Chemistry and Physics 81st edition, CRC press.
- ^ http://www.encyclo.co.uk/webster/R/100
- ^ a b c d Kirchhoff,, G.; Bunsen, R. (1861), “Chemische Analyse durch Spectralbeobachtungen”, Annalen der Physik 189 (7): 337–381, doi:10.1002/andp.18611890702
- ^ a b c Weeks, Mary Elvira (1932), “The discovery of the elements. XIII. Some spectroscopic discoveries”, Journal of Chemical Education 9 (8): 1413–1434, doi:10.1021/ed009p1413
- ^ a b Ohly, Julius (1910), “Rubidium”, Analysis, detection and commercial value of the rare metals, Mining Science Pub. Co.
- ^ a b Holleman, Arnold F.; Wiberg, Egon; Wiberg, Nils (1985), “Vergleichende Übersicht über die Gruppe der Alkalimetalle” (German), Lehrbuch der Anorganischen Chemie (91–100 ed.), Walter de Gruyter, pp. 953–955, ISBN 3-11-007511-3
- ^ コットン、ウィルキンソン (1987) 250、253頁。
- ^ Moore, John W; Stanitski, Conrad L; Jurs, Peter C (2009-01-21), Principles of Chemistry: The Molecular Science, p. 259, ISBN 9780495390794
- ^ a b c d e “Mineral Commodity Profile: Rubidium (PDF)”. United States Geological Survey (2003年). 2010年12月4日閲覧。
- ^ Wise, M. A. (1995), “Trace element chemistry of lithium-rich micas from rare-element granitic pegmatites”, Mineralogy and Petrology 55 (13): 203–215, doi:10.1007/BF01162588
- ^ Bolter, E; Turekian, K; Schutz, D (1964), “The distribution of rubidium, cesium and barium in the oceans”, Geochimica et Cosmochimica Acta 28 (9): 1459, doi:10.1016/0016-7037(64)90161-9
- ^ McSween, Harry Y; Jr,; Huss, Gary R (2010), Cosmochemistry, p. 224, ISBN 9780521878623
- ^ Teertstra, David K.; Cerny, Petr; Hawthorne, Frank C.; Pier, Julie; Wang, Lu-Min; Ewing, Rodney C. (1998), “Rubicline, a new feldspar from San Piero in Campo, Elba, Italy”, American Mineralogist 83 (11–12 Part 1): 1335–1339
- ^ bulletin 585, United States. Bureau of Mines, (1995)
- ^ “Cesium and Rubidium Hit Market”, Chemical & Engineering News 37 (22): 50, (1959), doi:10.1021/cen-v037n022.p050
- ^ 杉村新、中村保夫、井田喜明 『図説地球科学』 岩波書店、1988年、Rb-Sr法による放射年代測定法
- ^ Koch, E.-C. (2002), “Special Materials in Pyrotechnics, Part II: Application of Caesium and Rubidium Compounds in Pyrotechnics”, Journal Pyrotechnics 15: 9–24
- ^ Boikess, Robert S; Edelson, Edward (1981), Chemical principles, p. 193, ISBN 9780060408084
- ^ Journal of Research of the National Institute of Standards and Technology 101 (4): 419–618, (1996), http://nvl.nist.gov/pub/nistpubs/jres/101/4/cnt101-4.htm
- ^ Gentile, T. R.; Chen, W. C.; Jones, G. L.; Babcock, E.; Walker, T. G., “Polarized 3He spin filters for slow neutron physics”, Journal of Research of the National Institute of Standards and Technology 100: 299–304
- ^ “Neutron spin filters based on polarized helium-3”. NIST Center for Neutron Research 2002 Annual Report. 2008年1月11日閲覧。
- ^ Eidson, John C (2006-04-11), “GPS”, Measurement, control, and communication using IEEE 1588, p. 32, ISBN 9781846282508
- ^ a b King, Tim; Newson, Dave (1999-07-31), “Rubidium and crystal oscillators”, Data network engineering, p. 300, ISBN 9780792385943
- ^ Marton, L (1977-01-01), “Rubidium Vapor Cell”, Advances in electronics and electron physics, ISBN 9780120146444
- ^ Mittal, Introduction To Nuclear And Particle Physics, p. 274, ISBN 9788120336100
- ^ a b Li, Zhimin; Wakai, Ronald T.; Walker, Thad G. (2006), “Parametric modulation of an atomic magnetometer”, Applied Physics Letters 89 (13): 134105, doi:10.1063/1.2357553
- ^ Jadvar, H.; Anthony Parker (2005), “Rubidium-82”, Clinical PET and PET/CT, p. 59, ISBN 9781852338381
- ^ Yen, CK; Yano, Y; Budinger, TF; Friedland, RP; Derenzo, SE; Huesman, RH; O'Brien, HA (1982), “Brain tumor evaluation using Rb-82 and positron emission tomography.”, Journal of nuclear medicine : official publication, Society of Nuclear Medicine 23 (6): 532–7, PMID 6281406
- ^ a b Paschalis, C; Jenner, F A; Lee, C R (1978), “Effects of rubidium chloride on the course of manic-depressive illness.”, J R Soc Med. 71 (9): 343–352, PMC 1436619, PMID 349155
- ^ Malekahmadi, P (1984), “Rubidium in psychiatry: Research implications”, Pharmacology Biochemistry and Behavior 21: 49, doi:10.1016/0091-3057(84)90162-X
- ^ Canavese, Caterina; Decostanzi, Ester; Branciforte, Lino; Caropreso, Antonio; Nonnato, Antonello; Sabbioni, Enrico (2001), “Depression in dialysis patients: Rubidium supplementation before other drugs and encouragement?”, Kidney International 60 (3): 1201–1201, doi:10.1046/j.1523-1755.2001.0600031201.x
- ^ Lake, James A. (2006), Textbook of Integrative Mental Health Care, New York: Thieme Medical Publishers, ISBN 1-58890-299-4
- ^ Ritter, Stephen K. (2003年). “C&EN: It's Elemental: The Periodic Table – Cesium”. American Chemical Society. 2010年2月25日閲覧。
- ^ Zsigmondy, Richard (2007), Colloids and the Ultra Microscope, Read books, p. 69, ISBN 978-1-4067-5938-9 2010年9月26日閲覧。
- ^ Bunsen, R. (1863), “Ueber die Darstellung und die Eigenschaften des Rubidiums.”, Annalen der Chemie und Pharmacie 125 (3): 367, doi:10.1002/jlac.18631250314
- ^ , doi:10.1080/14786441008520248
- ^ Campell, N. R.; Wood, A. (1908), 14, p. 15
- ^ “Mineral Commodity Profiles Rubidium”. United States Geological Survey. 2010年10月13日閲覧。
- ^ “Press Release: The 2001 Nobel Prize in Physics”. 2010年2月1日閲覧。
- ^ Levi, Barbara Goss (2001年). “Cornell, Ketterle, and Wieman Share Nobel Prize for Bose-Einstein Condensates”. Search & Discovery. Physics Today online. 2007年10月24日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2008年1月26日閲覧。
- ^ シャルロー (1974) 274頁。
- ^ 加藤 (1932) 34、38頁。
- ^ 加藤 (1932) 3、34頁。
- ^ 加藤 (1932) 2、34頁。
- ^ 加藤 (1932) 3-7、34頁。
- ^ 加藤 (1932) 30、35-37頁。
- ^ 寺島 (1973) 470頁。
- ^ a b c Bernhard Welz, Helmut Becker-Ross, Stefan Florek, Uwe Heitmann (2006). High-Resolution Continuum Source AAS: The Better Way to Do Atomic Absorption Spectrometry. John Wiley & Sons. ISBN 9783527606375
- ^ 永石一弥、石川剛志 (1999). “グラファイト炉原子吸光法による岩石試料中の微量元素の分析”. 静岡大学地球科学研究報告 (静岡大学) 26: 54 2012年1月9日閲覧。.
- ^ 寺島 (1973) 479頁。
- ^ 日本分析化学会近畿支部 『ベーシック機器分析化学』化学同人、106頁。ISBN 4759811443。
- ^ Smart, Lesley; Moore, Elaine (1995), “RbAg4I5”, Solid state chemistry: an introduction, CRC Press, pp. 176–177, ISBN 9780748740680
- ^ Bradley, J. N.; Greene, P. D. (1967), “Relationship of structure and ionic mobility in solid MAg4I5”, Trans. Faraday Soc. 63: 2516, doi:10.1039/TF9676302516
- ^ コットン、ウィルキンソン (1987) 249頁。
- ^ コットン、ウィルキンソン (1987) 255、257頁。
- ^ a b Audi, Georges (2003), “The NUBASE Evaluation of Nuclear and Decay Properties”, Nuclear Physics A (Atomic Mass Data Center) 729 (1): 3–128, doi:10.1016/j.nuclphysa.2003.11.001
- ^ Strong, W. W. (1909), “On the Possible Radioactivity of Erbium, Potassium and Rubidium”, Physical Review (Series I) 29 (2): 170–173, doi:10.1103/PhysRevSeriesI.29.170
- ^ Lide, David R; Frederikse, H. P. R (1995-06), CRC handbook of chemistry and physics: a ready-reference book of chemical and physical data, pp. 4–25, ISBN 9780849304767
- ^ “Seven-Year Wilson Microwave Anisotropy Probe (WMAP) Observations: Sky Maps, Systematic Errors, and Basic Results (PDF)”. nasa.gov. 2011年2月1日閲覧。 (see p. 39 for a table of best estimates for various cosmological parameters)
- ^ Attendorn, H. -G.; Bowen, Robert (1988), “Rubidium-Strontium Dating”, Isotopes in the Earth Sciences, Springer, pp. 162–165, ISBN 9780412537103
- ^ Walther, John Victor (1988 2009), “Rubidium-Strontium Systematics”, Essentials of geochemistry, Jones & Bartlett Learning, pp. 383–385, ISBN 9780763759223
- ^ Martel, Bernard; Cassidy, Keith (2004-07-01), “Rubidium”, Chemical risk analysis: a practical handbook, p. 215, ISBN 9781903996652
- ^ Relman, AS (1956), “The physiological behavior of rubidium and cesium in relation to that of potassium”, The Yale journal of biology and medicine 29 (3): 248–62, PMC 2603856, PMID 13409924
- ^ Fieve, Ronald R.; Meltzer, Herbert L.; Taylor, Reginald M. (1971), “Rubidium chloride ingestion by volunteer subjects: Initial experience”, Psychopharmacologia 20 (4): 307, doi:10.1007/BF00403562, PMID 5561654
- ^ Meltzer, HL (1991), “A pharmacokinetic analysis of long-term administration of rubidium chloride.”, Journal of clinical pharmacology 31 (2): 179–84, PMID 2010564, オリジナルの2012年7月9日時点におけるアーカイブ。
- ^ Follis, Richard H., Jr. (1943), “Histological Effects in rats resulting from adding Rubidium or Cesium to a diet deficient in potassium”, AJP – Legacy 138 (2): 246, オリジナルの2012年7月11日時点におけるアーカイブ。
ルビジウムと同じ種類の言葉
- ルビジウムのページへのリンク