誘導起電力とは? わかりやすく解説

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ゆうどう‐きでんりょく〔イウダウ‐〕【誘導起電力】

読み方:ゆうどうきでんりょく

電磁誘導によって導体または回路発生する起電力


電磁誘導

(誘導起電力 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/30 01:45 UTC 版)

電磁誘導の模式図。左のコイルには交流電流が供給されており、それによって右の回路に誘導電流が発生している。

電磁誘導(でんじゆうどう、英語: electromagnetic induction[1])とは、磁束が変動する環境下に存在する導体電位差が生じる現象である。また、このとき発生した電流誘導電流という。

一般には、マイケル・ファラデーによって1831年に誘導現象が発見されたとされるが、先にジョセフ・ヘンリーに発見されている。また、フランセスコ・ツァンテデシ1829年に行った研究によって、既に予想されていたとも言われる。

ファラデーは、閉じた経路に発生する起電力が、その経路によって囲われた任意の面を通過する磁束の変化率に比例することを発見した。すなわち、これは導体によって囲われた面を通過する磁束が変化した時、すべての閉回路には電流が流れることを意味する。これは、磁束の強さが変化した場合や、導体が移動した場合でも同じである。

電磁誘導は、発電機誘導電動機変圧器など多くの電気機器の動作原理となっている。

電磁誘導における起電力

ファラデーの電磁誘導の法則は、次のように示される。


誘導起電力

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/05 05:57 UTC 版)

起電力」の記事における「誘導起電力」の解説

電磁誘導による起電力ファラデーの電磁誘導の法則より、1つ回路生じる誘導起電力の大きさはその回路を貫く磁界変化割合に比例するもので発電機利用される

※この「誘導起電力」の解説は、「起電力」の解説の一部です。
「誘導起電力」を含む「起電力」の記事については、「起電力」の概要を参照ください。

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