誘導路の命名法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/27 06:26 UTC 版)
滑走路の場合と異なり、誘導路に明確な命名法はないが、以下のような傾向がある。 誘導路名は基本的に「アルファベット」あるいは「アルファベット+数字」である(例:A 誘導路、W8 高速脱出誘導路…など)。これらに加えて、近接の誘導路の南北や東西を区別するため "N"、"S"、"W"、"E" などが付けられることもある(例:E4 誘導路と E4S 誘導路、UN 誘導路と US 誘導路など)。 滑走路に対する並行誘導路では、滑走路のアルファベット名に従うことが多い(A 滑走路に並行する場合は「A 誘導路」となる)。 滑走路の出入口となる取付誘導路(高速脱出誘導路を含む)でも、滑走路のアルファベット名に従うことが多い。同一滑走路に取付誘導路は複数存在することが多いので誘導路名は「アルファベット + 数字」が多い。(B 滑走路の取付誘導路では、"B1"、"B2"、"B3" ……となる。) 連絡誘導路などは、上記と混同のないよう、他のアルファベットが用いられる。(例:東京国際空港で東西の地上交通を結ぶ "J2"、"J3"、"J4" …の誘導路) 空港内での相対的な方角を元にアルファベットが割り当てられることもある。(例:大阪国際空港では西側から東側へ向かって「B 滑走路」「A 滑走路」「A 誘導路」「駐機場」と並んでいるが、それらをつなぐ誘導路は西 (west)、中央 (center)、東 (east) にちなんで、"W1, W2, W3…"、"C1, C2, C3…"、"E1, E2, E3…" となっている。)
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