取付誘導路
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/27 06:26 UTC 版)
離陸前の航空機が滑走路に入る、あるいは着陸後の航空機が滑走路から離脱するために、滑走路と平行誘導路(平行誘導路がない空港の場合はエプロン)を接続するための誘導路を「取付誘導路」と呼ぶ。 取付誘導路は通常、滑走路に対して直交するように設けられるが、着陸後の航空機がより高速で平行誘導路に脱出できるように滑走路に対して斜めに取り付けられているものを「高速離脱誘導路」あるいは「高速脱出誘導路」と呼んで区別される。高速脱出誘導路を整備することで着陸機1機あたりの滑走路占有時間を短くし、効率的に滑走路を運用できるため、交通量の多い空港に整備される。 また、ターミナルやエプロンその他設備と平行誘導路をつなぐ部分も取付誘導路と呼ばれる。
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