取付路線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/01/11 13:19 UTC 版)
「フレジュス鉄道トンネル」の記事における「取付路線」の解説
イタリア側からトンネルに至る路線の起点はトリノのポルタ・ヌオーヴァ駅(標高235m)である。ここからポー川の支流に沿ってスーザ渓谷を遡り、ブッソレーノ(標高441m)でスーザへの支線を分ける。ここから山岳区間となり、ウルクスを経由しバルドネッキア(1258m)に至る。最急勾配は30.2パーミル、最小曲線半径は345mである。直流3000Vで電化されている。 フランス側からの路線の起点はアン県のキュロズ(Culoz, 標高237m)である。ここでマコンおよびリヨンからジュネーヴに至る路線から分岐する。ここからシャンベリを経由し、モンメリアンでグルノーブル経由ヴァランスに至る路線と接続する。そこからイゼール川およびその支流のアルク川を遡り、サン・ジャン・ド・モーリエンヌ(標高536m)から本格的な山岳区間となり、サン・ミシェル・ド・モーリエンヌ(Saint-Michel-de-Maurienne, 標高711m)を経てモダーヌ(標高1057m)に至る。最急勾配は30パーミル以上、最小曲線半径は350mである。モダーヌ駅まで直流1500Vで電化されている。
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