み【▽弥/眉/▽美/▽微】
読み方:み
〈弥〉⇒び
〈眉〉⇒び
〈美〉⇒び
〈微〉⇒び
び【眉】
まみ【▽眉】
読み方:まみ
まゆ。まゆ毛。
まみ‐え【▽眉】
まゆ【眉】
読み方:まゆ
《「まよ」の音変化》
2 近世の烏帽子(えぼし)の前面下部の中央、とがったひだの下のやや出っぱった所。
4 伊勢船造の箱型船首の装飾で、船首両側棚の下部に細長く眉状に黒く塗るもの。
5 虹梁(こうりょう)・破風板などの下縁につけた装飾的な彫り込み。断面がレ字形の欠き眉、S字状の出入り眉、浅い円弧状の薙(な)ぎ眉などがある。
[下接語] 糸眉・遠山の眉・描(か)き眉・蚰蜒(げじげじ)眉・毛虫眉・地蔵眉・高眉・作り眉・殿上眉・八字眉・引き眉・棒眉・細眉・三日月眉・柳の眉・連山の眉
まよ【▽眉】
眉毛
(眉 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/05/17 05:37 UTC 版)
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概要
眉毛は顔面に左右一対あり、まぶたの上の、目の上にそれに沿って隆起する部分に目の幅とほぼ同じくらいにわたって生えている体毛である。一般の体毛と異なり、より太く色濃くなっている場合が多い。それぞれの毛は立ち上がらず左右の外側、やや下向きに寝るものもある。眉毛の位置は多少の差はあるが、左右非対称で生えていることがほとんどである。左右の眉の間-眉間(みけん)-の毛がない部分の幅には個人差があり、ここに毛が生えることにより二つの眉がつながった状態になることがあり、その形状からカモメ眉と呼ばれる。
眉毛は機能的には額から落ちる雨水や汗が目に入らないようにする役割を担う。それぞれの毛の方向はそれに対応するものと考えられる。同様に、雨水やほこりや小さなゴミが目にはいるのを避ける役割も担っている。
他方で、眉は人の表情を作る重要な役割を担っており、それによるコミュニケーションにおいても重要な役割を果たしている。
眉毛は目元のみならず顔全体の印象を左右するパーツであるため、古くから化粧の一環として眉毛を任意の形に整える、引眉などの行為が行われてきた。歌舞伎など世界の古典的な舞踊において、目や口元と同様に眉を強調する化粧を行う例は数多い。現代では主に女性が眉毛を抜いたりカットしたり、剃ったりして眉毛の形を整えることがある。女性の場合は眉毛を描くため、全て抜いたり剃り落としている人もいる。また、逆に薄い眉や不揃いな眉の場合は眉のラインを描きたすこともある。髪を染めている人の場合は、髪の色に合わせて眉毛を染めることもある。眉毛には生理的役割はないので、頭髪と同様、美容として加工することにあまり抵抗感はないと言える。眉の化粧については眉墨の項目で詳述している。
動物学的眉
眉はほぼヒトに独特のものである。まつげは多くのほ乳類に見られるが、そもそも多くの哺乳類では顔が毛で覆われており、眉は区別できない。顔面に毛がなくなるのはサル目における進化の傾向であり、チンパンジーやゴリラでは人並みの顔面があるが、眉毛はない。
また、ネコの眼の上から顔の横にかけてある長い毛を「眉毛」と俗称されることがあるが、これはひげ(洞毛)の一種で、人間の眉毛とは異なる感覚器としての性質を持っている。
日本の眉
平安時代は 眉毛を抜いたり剃る等して、そのあとに眉墨で眉を描いた「引眉」が貴族身分で行われた。実際の眉毛は抜き、怒りなどの表情を見せずに優美さを示すために、実際よりも高い位置に眉を描くことが行われた[1]。
江戸時代には、一般庶民にも眉化粧が広まり、 女性は結婚し子ができると眉を剃り落とし描かないままとした。 「奥ゆかしく感情をあらわにしない」という女性美徳の表現とみられている[2][1]。
明治維新後、西洋化とともに既婚女性が眉毛を完全に剃り落とす習慣はお歯黒とともに廃れた。西洋的な眉が理想とされ、一見自然と見せつつも欧米スターの眉に似せた形の眉が流行したりもした。1980年代後半のバブル時代は女性に眉毛が太く見えるよう描くことがはやった。バブル崩壊後の1990年代後半からは女子高生中心ともいわれるが細眉が流行となった。そのため、近現代の眉の太さの流行を景気や時代精神の風潮と結びつける考え方もみられる[1]。
漫画表現における眉
眉毛の形は感情表現において非常に重要である。漫画やアニメでは、それを利用し、眉の形を大げさに変化させることで感情表現を明確にすることができる。例えば、両端をつり上げ、眉間にしわを寄せれば怒りが、両端を下げて目を細めれば安楽さを演出できる。あるいは眉をねじれさせて困惑を示す、と言ったあり得ない形でさえ、表情を表すのに使われる。
呼称
- 眉間(みけん)…左右の眉と眉の間
- 眉頭(まゆがしら)…眉の内側の部位
- 眉山(まゆやま)…弓状の眉の屈折部
- 眉尻(まゆじり)…眉の外側の部位
慣用表現
脚注
- 1 2 3 2025-12-12NHK総合 関西地区放送「かんさい熱視線 眉毛が映す時代の姿」
- ↑ “日本の化粧文化史 029 近代化粧の幕開け 明治時代2 美意識の変革<化粧法:眉剃り・お歯黒の廃止>”. ポーラ文化研究所. 2025年12月14日閲覧。
眉
眉
「眉」の例文・使い方・用例・文例
- 彼は眉をつり上げて彼女を驚きの目で見た
- 彼がわずかに眉を上げる
- いびつな眉のまま現在に至る
- 彼が思わず眉間にしわを寄せた
- 彼がわずかに眉をひそめた
- 彼女は息子の我が儘に眉をひそめた。
- 彼は眉が濃く笑顔が人懐こい童顔の俳優だった。
- 格好のいい眉が彼女にすてきな表情を与えている。
- どちらが眉唾ものですか。
- 眉毛を抜いたりカットして、眉毛の型を整える。
- 眉毛を描く
- 彼の眉毛は太いです。
- 眉毛が太い。
- あなたの眉毛は格好良い。
- 私とあなたの顔の違いは眉毛だ
- 笑いで誤魔化すと、さも不機嫌そうに眉を寄せる亜美さん。
- さて、犯人は、告白するか否かが、沈黙するML参加者たちの焦眉の関心事となる。
- 彼は眉をひそめてそっぽをむいた。
- 彼は今まで見た中ではもっとも大きな眉毛をしている。
- 出てきた男は眉をひそめていた。
眉と同じ種類の言葉
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