出てきた男とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 出てきた男の意味・解説 

出てきた男

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/26 00:37 UTC 版)

出てきた男
月亭可朝シングル
B面 かつらの唄
リリース
録音 テイチクレコード
ジャンル 歌謡曲コミックソング
作詞・作曲 月亭可朝
月亭可朝 シングル 年表
出てきた男
(1969年)
嘆きのボイン
(1969年)
テンプレートを表示

出てきた男 (でてきたおとこ)は、落語家漫談家である月亭可朝作詞作曲の歌笑曲(コミックソング)で、テイチクレコードより1969年11月発売。B面には『かつらの唄』が収められている。

曲想

1ヶ月後に発売となる嘆きのボインへも繋がる、しみじみと物悲しいエレジー調であり、深夜に家路を急ぐ一人の女性が遭遇する災難と意外な結末が唄われる。繰り返される「そら、危ないでぇ~」の台詞は、聴衆にこれから起こる出来事を想像させ、多くの笑いを呼んだ。

ストーリー

一人の女性が深夜、家路を急いでいた。そして峠の上まで来た時、どこからか一人の男が現れ、女性にどこまで行くのかと聞く。家へ帰る途中と言う女性に「そら、危ないでぇ~。女の夜道は危ないから、僕が家まで送りましょう」と言って、同行してくれることとなった。しかし、初めのうちは何もしなかった男が、途中まで来るといきなり飛びかかってくるではないか。痴漢だったのだ。絶体絶命の危機。ところが、間一髪、どこからか現れた別の男によって痴漢は撃退され、女性は助かった。「有難うございます。危ないところを助けて頂いて」と感謝する女性に、その男もどこまで行くのかと聞く。そしてこの男も「そら、危ないでぇ~。女の夜道は危ないから、僕が家まで送りましょう」と同行してくれることとなり・・・。

エピソード

可朝が落語『怪談市川堤』を口演した際、場内が暗転し幽霊が出て客が驚いている隙に可朝がギターを高座に持ち込み、『出てきた男』を歌って客を爆笑させたことがある。


「出てきた男」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「出てきた男」の関連用語

出てきた男のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



出てきた男のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの出てきた男 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS