元帥刀とは? わかりやすく解説

元帥刀

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/15 02:04 UTC 版)

元帥杖」の記事における「元帥刀」の解説

1919年8月29日制式以降帝国陸軍海軍では、元帥府に列せられた元帥陸軍大将及び元帥海軍大将には元帥刀(元帥佩刀)が与えられていた(下賜)。拵(外装)は陸海軍大将以下、将校准士官佩用する日本刀仕込みサーベル、又は陣太刀アレンジした一般的な制式軍刀とは異なり毛抜形太刀模し絢爛豪華で、刀身ハバキ元や鞘や金具には菊花紋章施されている。刀身古来より天皇由縁のある小烏丸造り殺傷能力のある本身仕込みではあるが、一般軍刀違い元より実用性考慮されていない。 元帥刀を作刀した主な刀匠には月山貞一、堀井俊秀といった名匠居り、また元帥刀作刀拝命される事は刀匠として最高の栄誉とされていた。 西洋各国軍と異なりでなく刀なのは、単に日本東洋)と西洋との風習文化の違い将校軍刀存在元帥が昔からの官職でないこと、また特に古来武士将軍地方征討などの際には、節刀授けられたことに由来する思われる作刀された元帥刀は陸海軍元帥総計30名に対し同じく30振、現存する元帥刀としては、靖国神社収蔵元帥陸軍大将武藤信義佩用刀、陸上自衛隊山口駐屯地収蔵寺内正毅寺内寿一元帥陸軍大将佩用刀の他、元帥親族保有旧軍研究家軍装蒐集家等が所蔵しているとされる合計7振りのみの所在確認されている。 元帥刀の形状は、太古の太刀のように、ツカには護拳無く全長3尺2寸。鞘の両面12個の菊花章が粧われる。その他の細部とその装粧はいずれ金色であるが、縁頭鳩目には銀の菊座有する)、鍔(銀の小切羽を有する)、目貫目釘(銀の菊座有する)、坂板、芝引、帯取(銀の褥座2個を付す)、胴輪および鐺である。刀緒は紫革丸紐金具金色、刀帯は黒革金銀縞織線が縫著さ金具金色

※この「元帥刀」の解説は、「元帥杖」の解説の一部です。
「元帥刀」を含む「元帥杖」の記事については、「元帥杖」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「元帥刀」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳

英語⇒日本語日本語⇒英語

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「元帥刀」の関連用語

元帥刀のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



元帥刀のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの元帥杖 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2026 GRAS Group, Inc.RSS