不安定核とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 不安定核の意味・解説 

ふあんてい‐かく【不安定核】

読み方:ふあんていかく

β崩壊によって粒子を放出したり、核分裂を起こしたりして他の核種に転換する原子核。→安定核


不安定核

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/01 05:08 UTC 版)

不安定核(ふあんていかく)は、陽子と中性子のどちらかが過剰なせいで、短命な核種。エキゾチック核ともいう。

原子核は陽子と中性子で構成され、軽く安定な原子核でのその比はおおよそ1対1である(質量数の大きい原子核では陽子間のクーロン力のためエネルギーを損して中性子の方が多くなる)。

中性子数が通常より多いものを中性子過剰核、陽子数が通常より多いものを陽子過剰核と呼び、今までの安定核の物理には見られなかった現象、例えば中性子ハローや中性子スキンの存在、魔法数の変化などが確認されている。

これらの原子核は主に核分裂の際の分裂破片中に含まれていることが知られていた。RIビームの手法を用いて重イオン加速器を使ってエキゾチック原子核を系統的に合成することが可能となり、その性質を詳しく調べていくことが可能となってきている。

r過程は不安定核を経由して起きる過程と考えられており、宇宙における元素合成や、星の生成に関するメカニズムなどの研究にも密接な関わりを持っている。



英和和英テキスト翻訳

英語⇒日本語日本語⇒英語

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「不安定核」の関連用語

不安定核のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



不安定核のページの著作権

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの不安定核 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2026 GRAS Group, Inc.RSS