セーフティー【safety】
セイフティ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/27 01:17 UTC 版)
セイフティ、セーフティー (Safety)
- 安全 - 派生語にセーフティネットなど。
- アメリカンフットボール#セイフティ - アメリカンフットボールでディフェンスが相手エンドゾーン内でQBサックやボールを持ったランニングバックなどにタックルしてボールデッドにした場合2点が与えられるプレイ。タッチダウン、フィールドゴールと異なり、得点を入れたチームがキックオフの際、リターン側となり通常攻撃権を得ることができるようになっている。
- セイフティ (アメリカンフットボールのポジション) - アメリカンフットボールのディフェンスバックのうち、コーナーバックの他の2つのポジション、通常ストロングセイフティとフリーセイフティが置かれる。
- ビリヤードにおける守備的なショット。
- 銃における安全装置。銃の部品に詳述。
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セイフティ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 05:49 UTC 版)
「アメリカンフットボール」の記事における「セイフティ」の解説
2点が与えられる。守備側に得点が入る特殊な得点。またセイフティ後は、得点を与えた側による自陣20ヤードからのフリーキックで試合再開となる。つまり攻撃側は、相手に得点を与えてしまう上に攻撃権を失う。 セイフティとなる要件は以下の通りである。 ボールが攻撃側の自陣ゴールラインの後方でデッドとなり 攻撃側がボールを保持しているか、ルースボールの状態であり、 ボールがゴールライン後方に移動した原動力が攻撃側にある。 上記の1から3の要件について具体的な事例は、以下の場合である。 ボール・キャリアが自ら下がって、エンドゾーンの側方、後方へアウト・オブ・バウンズに出る。 スナップしたボールが、キャッチされず、ゴールライン後方からアウト・オブ・バウンズに出る。 ファンブルしたボールが、誰に押さえられることもなく、ゴールライン後方からアウト・オブ・バウンズに出る。 「原動力」は分かりづらいが、以下の場合、自チーム(攻撃側)の原動力となってゴールライン後方に移動したと判断される。 ボールを持った選手(ボール・キャリア)が自らの意志でエンドゾーンに入った場合 スナップやバックワードパスを受けた選手がゴールラインを超える(インフィールドに入る)ことなくボールデッドになった場合。 自チーム(攻撃側)の選手がファンブルして、誰にも確保されないまま、エンドゾーンに入った場合。 パントやフィールドゴールをブロックされて、跳ね返った勢いでエンドゾーンに入った場合。 以下の場合、「原動力」は相手チームと見なされ、プレー結果は異なる判断がされる。 インバウンズにいるボール・キャリアが相手選手に押し返されて、エンドゾーンに入ってデッド →もっとも前進した位置でデッド。 守備側がインターセプトを狙って、または相手がファンブルしたボールを追いかけて自陣ゴールライン方向へ走り、ゴールライン前方で守備側がボールを確保したが、その後走ってきた勢いやボールに飛びついた勢いで自陣エンドゾーン内に飛び込んでしまいそのままデッド →確保した位置でデッド。 守備側が相手のパスを自陣のエンドゾーンでインターセプトして、膝をついた。 →タッチバック。 相手がファンブルしたボールが誰にも確保されないまま、自チームのエンドゾーンまで転がり、自チームの選手がエンドゾーンで押さえた。 →タッチバック。 キッキングチームのキックオフやパントをリターンチームの選手がタッチしたが、取り損なって(確保していないのでファンブルではない)そこからさらにリターンチームのエンドゾーンまで転がり、キックしたチームが確保して、デッド。 →タッチダウン。リターンチームの選手が触れた時点でフリーボールとなるため。 誰も確保できないままエンドゾーンの外へ出るか、リターンチームが確保して、デッド。 →タッチバック。選手が触れているが、エンドゾーンに入った原動力はキックである。 また、攻撃側の反則によるセイフティの具体例は次の場合がある。 攻撃側が、エンドゾーン内で、ホールディングなど「反則地点が施行起点になる」反則を犯す。 パッサーがエンドゾーンにいて、インテンショナル・グラウンディングの反則を犯す。 これだけをみるとセイフティは、発生したくないところだが、故意に行う「インテンショナル・セイフティ」という戦術もある。2点を相手チームに献上するが、以下のメリットもあり、天秤にはかって問題なければ「インテンショナル・セイフティ」を選択する。 変に(無理に)プレーしていれば、インターセプトやファンブルをリターンされてTDで7点前後を与えていた可能性があるところ、2点で済む。 パントなどをすれば相手にブロックされる危険はあったが、セイフティの次はフリーキックであり、ブロックされずに安全にキックできる。 プレーすることで数秒でも時間を費やせる。ボールキャリアーが相手選手が近づくまでインバウンズでうろうろすることがある。 エンドゾーンやその手前で蹴っていたところを、自陣20ヤードでフリーキックできる。 試合終了間際に十分な点差で勝ち越しているチームが2点を与えても、ゲームの状況に影響がないとき。 試合終了間際に「負け越しているものの、2点を与えても8点以内の1ポゼッション差でとどまる」チームが、次の相手攻撃を止めてターンオーバーし、逆転する戦術を決断したとき。
※この「セイフティ」の解説は、「アメリカンフットボール」の解説の一部です。
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