plead
別表記:プリード
「plead」とは、嘆願する・弁明する・申し立てるということを意味する表現。
また、「plead」は、過去形に「pleaded」と「pled」の二つの形がある。「pled」よりも「pleaded」の方がフォーマルな言い方である。
一つ目のルーツとしては、「訴訟で弁論する」という意味を持つ、古フランス語の「plaidier」という動詞がある。この動詞は、「訴訟」や「法的措置」を意味する名詞「plaid」に由来する。古フランス語の「plaidier」は、中英語に「pleden」として借用され、同様の法的意味を持つようになった。
もう一つのルーツである古英語の動詞「plegan」は「遊ぶ」という意味で、様々な文脈で使われた。やがて、「plegan」の意味は、「自分の大義を行使する、主張する」という意味に発展し、これが現代の法律用語である「plead」の前身である。古英語の動詞「plegan」は、やがて法的な意味では借用したフランス語の「pleden」に取って代わられたが、「何かを訴える、主張する」という意味では残存している。
・appeal
深刻な要求や緊急の訴えをすることで、多くの場合、法的または正式な文脈で使われる。
・beg
慈悲や援助を求め、切実さや絶望感をもって嘆願すること。
・implore
大きな感情や緊急性を持って、切実な、または必死の嘆願をすること。
・entreat
お願いすること。助けや援助を必要としていることを暗に示している。
・petition
特定の行動や変更を、書面で正式に要請すること。
これらの「plead」の同義語は多くの場合、正式または法的な文脈で、要求や訴えを起こすというニュアンスを持っている。
・plead for mercy(情けを乞う)
The defendant pleaded for mercy, explaining the extenuating circumstances of his crime.
(被告は情状酌量を訴え、情けを乞うた。)
・plead ignorance (知らないふりをする)
She pleaded ignorance when asked about the missing files.
(彼女は、失われたファイルについて聞かれたときに、知らないふりをした。)
・plead a case(弁論する)
The defense attorney pleaded his case before the jury.
(弁護士は、陪審団の前で彼の主張を説明した。)
・plead with someone(説得する、嘆願する)
She pleaded with him to reconsider his decision.
(彼女は彼に、彼の決定を再考するよう嘆願した。)
「plead guilty」は、「罪を認める」という意味でよく使われる表現である。
「pleading」という単語は、「plead」という動詞の現在分詞形または名詞形である。動詞の現在分詞形としては、主に「pleading guilty(有罪を認める)」や「pleading not guilty(無罪を主張する)」など、法廷などでの判決を求める場面で使われる。名詞形としては、「訴状」を意味することがある。また、「pleading」は、単に懇願や嘆願を意味する場合もある。
She pleaded with the judge to show mercy to her husband.
(彼女は夫に情けをかけるよう、裁判官に嘆願した。)
The farmers pleaded with the government for more financial support.
(農民たちは、政府により多くの財政支援を求めて懇願した。)
The child pleaded with his parents to let him stay up late.
(その子供は、遅くまで起きていたいと両親に嘆願した。)
また、法律用語として「plead」は、法廷で被告人が有罪を認めることを指すことがある。以下に例文を示す。
The defendant pleaded guilty to the charge of theft.
(被告人は窃盗罪の罪状について有罪を認めた。)
The suspect pleaded not guilty to the charge of murder.
(容疑者は殺人罪の罪状について無罪を主張した。)
このように、「plead」は、嘆願や懇願を意味する一般的な言葉としても、法律用語としても用いられる。
「plead」とは、嘆願する・弁明する・申し立てるということを意味する表現。
「plead」とは・「plead」の意味
「plead」は、法律用語として多く用いられる動詞である。自動詞としては「嘆願する」、「弁護する、弁明する」という意味を持ち、他動詞としては「~を主張する」、「~を言い訳にする」という意味がある。また、「plead」は、過去形に「pleaded」と「pled」の二つの形がある。「pled」よりも「pleaded」の方がフォーマルな言い方である。
「plead」の発音・読み方
「plead」の発音記号は /pliːd/ で、カタカナ表記は「プリード」となる。「plead」の語源・由来
英語の「plead」は、古フランス語と古英語の両方にルーツを持つ言葉である。一つ目のルーツとしては、「訴訟で弁論する」という意味を持つ、古フランス語の「plaidier」という動詞がある。この動詞は、「訴訟」や「法的措置」を意味する名詞「plaid」に由来する。古フランス語の「plaidier」は、中英語に「pleden」として借用され、同様の法的意味を持つようになった。
もう一つのルーツである古英語の動詞「plegan」は「遊ぶ」という意味で、様々な文脈で使われた。やがて、「plegan」の意味は、「自分の大義を行使する、主張する」という意味に発展し、これが現代の法律用語である「plead」の前身である。古英語の動詞「plegan」は、やがて法的な意味では借用したフランス語の「pleden」に取って代わられたが、「何かを訴える、主張する」という意味では残存している。
「plead」の類語
以下に、「plead」の同義語とその意味を例示する。・appeal
深刻な要求や緊急の訴えをすることで、多くの場合、法的または正式な文脈で使われる。
・beg
慈悲や援助を求め、切実さや絶望感をもって嘆願すること。
・implore
大きな感情や緊急性を持って、切実な、または必死の嘆願をすること。
・entreat
お願いすること。助けや援助を必要としていることを暗に示している。
・petition
特定の行動や変更を、書面で正式に要請すること。
これらの「plead」の同義語は多くの場合、正式または法的な文脈で、要求や訴えを起こすというニュアンスを持っている。
「plead」を含む英熟語・英語表現
「plead」を含む英熟語や表現の例を以下に示す。・plead for mercy(情けを乞う)
The defendant pleaded for mercy, explaining the extenuating circumstances of his crime.
(被告は情状酌量を訴え、情けを乞うた。)
・plead ignorance (知らないふりをする)
She pleaded ignorance when asked about the missing files.
(彼女は、失われたファイルについて聞かれたときに、知らないふりをした。)
・plead a case(弁論する)
The defense attorney pleaded his case before the jury.
(弁護士は、陪審団の前で彼の主張を説明した。)
・plead with someone(説得する、嘆願する)
She pleaded with him to reconsider his decision.
(彼女は彼に、彼の決定を再考するよう嘆願した。)
「plead」に関連する用語の解説
「plead guilty」とは
「plead guilty」は、「罪を認める」という意味でよく使われる表現である。
「pleading」とは
「pleading」という単語は、「plead」という動詞の現在分詞形または名詞形である。動詞の現在分詞形としては、主に「pleading guilty(有罪を認める)」や「pleading not guilty(無罪を主張する)」など、法廷などでの判決を求める場面で使われる。名詞形としては、「訴状」を意味することがある。また、「pleading」は、単に懇願や嘆願を意味する場合もある。
「plead」の使い方・例文
「plead」は「嘆願する、懇願する」という意味で、直接目的語をとって使われることが多い。以下に例文を示す。She pleaded with the judge to show mercy to her husband.
(彼女は夫に情けをかけるよう、裁判官に嘆願した。)
The farmers pleaded with the government for more financial support.
(農民たちは、政府により多くの財政支援を求めて懇願した。)
The child pleaded with his parents to let him stay up late.
(その子供は、遅くまで起きていたいと両親に嘆願した。)
また、法律用語として「plead」は、法廷で被告人が有罪を認めることを指すことがある。以下に例文を示す。
The defendant pleaded guilty to the charge of theft.
(被告人は窃盗罪の罪状について有罪を認めた。)
The suspect pleaded not guilty to the charge of murder.
(容疑者は殺人罪の罪状について無罪を主張した。)
このように、「plead」は、嘆願や懇願を意味する一般的な言葉としても、法律用語としても用いられる。
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