crimean warとは? わかりやすく解説

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クリミア戦争

読み方:クリミアせんそうクリム戦争
英語:Crimean War

19世紀半ばクリミア半島などを主戦場として行われたトルコオスマン帝国)・イギリス・フランス・サルディニアの連合軍帝政ロシアとの戦争激戦知られるセヴァストポリの戦い露軍陥落ロシア敗北をもって決着した

クリミア戦争は、極めて大雑把に言ってしまえば不凍港獲得版図拡大目指し南進するロシアと、衰退しつつあった巨大帝国オスマン・トルコとの激突であったロシア拡大強化阻止したいイギリスフランストルコ側について連合軍結成した戦場クリミア半島中心に黒海北岸などにも及んだ

クリミア戦争はやがてロシア軍主力艦隊である「黒海艦隊」の拠点がある要塞都市セヴァストポリ集中した攻防戦長期にわたり、両軍おびただしい死者出た死者の数両軍10万超え総勢20万人命を落としたとも言われている。他方ナイチンゲール戦地看護にあたり衛生状況劇的改善負傷者死亡率大幅引き下げ実現し後世看護在り方影響与えた

クリミア半島18世紀後半時点ロシア帝国となっており、クリミア戦争の発生時も、その終結後も、ロシア帝国であったソビエト連邦成立後ソ連となった半島要衝セヴァストポリ第二次世界大戦における独ソ戦戦場にもなっている。

クリミア戦争

(crimean war から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/08 09:35 UTC 版)

クリミア戦争(くりみあせんそう、英語: Crimean War)は、1853年から1856年にかけ、当時南下政策を進めていたロシア帝国と、オスマン帝国フランスイギリスサルデーニャの連合軍との間で行われた戦争である。その戦闘地域はドナウ川周辺、クリミア半島、さらにはカムチャツカ半島にまでおよんだ、近代史上稀にみる大規模な戦争であった。結果として連合軍がロシア帝国に勝利し、パリ条約が締結された[1]


  1. ^ a b c d e f g h i クリミア戦争”. コトバンク. 2024年3月2日閲覧。



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