amyloid β proteinとは? わかりやすく解説

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アミロイドβタンパク質

読み方:アミロイドベータタンパクしつ
別名:アミロイドβタンパクアミロイドβ蛋白アミロイドβ蛋白質アミロイドββアミロイドβアミロイドタンパクβアミロイドタンパク質βアミロイド蛋白βアミロイド蛋白質
英語:amyloid beta protein、amyloid β protein、Beta amyloid

アミロイドβタンパク質
36-43個のペプチドからなるβシート構造を含む異常タンパク質。アミロイドβタンパク質は、アルツハイマー型認知症アルツハイマー病)の原因となるか、あるいは少なくとも深く関与することが知られている。

アミロイドβタンパク質は、アミロイド前駆体タンパク質APP)という正常なタンパク質が、酵素によって分解されることにより生じる異常タンパク質である。アミロイドβタンパク質は凝集しアミロイド線維形成し神経細胞の外に沈着蓄積する性質を持つ。アミロイド線維神経細胞に対して強い毒性持ち細胞死引き起こすことが知られている。

アミロイドβタンパク質の沈着起こった箇所は、脳の切片染色すると「老人斑」として確認される老人斑健常者でも加齢に伴い増加するが、アルツハイマー型認知症患者脳内ではより多く、脳の全体わたって確認される。アミロイドβタンパク質は中性エンドペプチダーゼという酵素によって分解を受けるが、アルツハイマー型認知症患者では、その酵素活性弱くなる傾向見られる

アルツハイマー型認知症主要な原因としてアミロイドβタンパク質を挙げる説は「アミロイド仮説(アミロイド・カスケード仮説)」と呼ばれており、最も有力な説ともいわれている。アミロイド前駆体タンパク質APP)のコード遺伝子を持つ21番染色体に異常があるダウン症候群患者は、アルツハイマー型認知症をほぼ確実に発症することが知られており、それがアミロイド仮説根拠一つとされている。また、アルツハイマー病治療薬には、アミロイド仮説に基づき、アミロイドβタンパク質の生成阻害目標としたが多い。

2014年2月大阪大学研究グループは、アミロイドβタンパク質の蓄積が「KLC1E遺伝子」という遺伝子によって制御されていることを示唆する論文発表した。この論文では、従来アミロイドβタンパク質の蓄積による結果だと考えられていた細胞内輸送の異常が、結果ではなく原因であることも明らかになった。

関連サイト
アルツハイマー病とは? - 理化学研究所
アルツハイマー病の原因を制御する遺伝子KLC1Eを発見 - 大阪大学

「amyloid β protein」の例文・使い方・用例・文例

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