XmlSecureResolver クラス
アセンブリ: System.Xml (system.xml.dll 内)


XmlSecureResolver は XmlResolver の具体的な実装をラップし、基になる XmlResolver がアクセスできるリソースを制限します。たとえば、XmlSecureResolver には、埋め込まれた URI (Uniform Resource Identifier) 参照から発生するドメイン間のリダイレクトを禁止する機能が用意されています。
XmlSecureResolver オブジェクトを構築するときに、有効な XmlResolver 実装と URL、System.Security.Policy.Evidence のインスタンス、または、System.Security.PermissionSet を設定します。XmlSecureResolver は、これらを使用してセキュリティを判断します。System.Security.PermissionSet が生成されるか既存の PermissionSet が使用され、その PermissionSet で PermissionSet.PermitOnly が呼び出され、基になる XmlResolver のセキュリティ保護を支援します。
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.NET Framework 共通言語ランタイム (CLR: Common Language Runtime) で実行するコードと、Microsoft SQL Server 2005 内に統合された CLR で実行するコード用のセキュリティ インフラストラクチャには相違点があります。このため、.NET Framework CLR 用に開発されたコードを SQL Server に統合された CLR で使用すると、動作が異なる可能性があります。これらの相違点の 1 つは、URL に基づく証拠を使用している場合に XmlSecureResolver クラスに影響を与えます (これは、CreateEvidenceForUrl メソッドまたは XmlSecureResolver(XmlResolver,String) コンストラクタを使用している場合に発生する可能性があります)。SQL Server に統合された CLR のポリシー解決の機構は、Url 情報や Zone 情報を利用しません。代わりに、SQL Server に統合された CLR は、アセンブリを読み込んだときにサーバーによって追加される GUID に基づいてアクセス許可を与えます。SQL Server に統合された CLR の XmlSecureResolver を使用する場合は、指定された PermissionSet を直接使用する必須の証拠を提供してください。 |

System.Xml.XmlResolver
System.Xml.XmlSecureResolver


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
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