XmlReader.ReadValueChunk メソッド
アセンブリ: System.Xml (system.xml.dll 内)

Public Overridable Function ReadValueChunk ( _ buffer As Char(), _ index As Integer, _ count As Integer _ ) As Integer
Dim instance As XmlReader Dim buffer As Char() Dim index As Integer Dim count As Integer Dim returnValue As Integer returnValue = instance.ReadValueChunk(buffer, index, count)
戻り値
バッファ内へ読み取られた文字数。それ以上テキストの内容がない場合は、値として 0 が返されます。


このメソッドでは、XML ドキュメントに埋め込まれた非常に大量のテキスト ストリームをストリーム転送方式で読み取ることができます。つまり、値全体に単一の文字列を割り当てて読み取る代わりに、1 回に少ない文字数を読み取ります。このメソッドは、値を持つ (HasValue が true) 任意のノードで呼び出すことができますが、ノード値の実際のストリーム転送は、テキスト、空白、および有意な空白の各ノードで呼び出したときにだけ発生します。属性ノードや CDATA ノードを含めたこれ以外のノード型の値はキャッシュされます。
このメソッドは Value プロパティの内容だけを返し、XmlReader を移動しません。
このメソッドは、ノード値の指定された文字数 (count) を指定のオフセット (index) で文字バッファ (buffer) に読み込み、バッファに書き込んだ文字数を返します。値の末尾に到達すると 0 を返します。再開して値を再度読み取ることはできません。
ReadValueChunk に対する呼び出しと呼び出しの間、Value プロパティ以外の XmlReader プロパティは何も変更しません。Value プロパティにアクセスすると、実装に応じて、ReadValueChunk がまだ返していない文字部分の値か、値全体のいずれかを返します。System.Xml 名前空間内のすべての XmlReader 実装では、Value プロパティ実装に対して部分的な値が返されます。
ReadValueChunk に対する呼び出しと呼び出しの間に、任意の Read メソッドを呼び出すことができます。この呼び出しが行われると、XmlReader はストリーム内の次の XmlNodeType に移動し、まだ返されていないすべての文字がスキップされます。
ReadValueChunk は、要求されたものより少ない文字数の値を返す場合があります。たとえば、位置 127 と 128 にサロゲート ペアの 200 文字の値があり、128 文字のバッファを使用して ReadValueChunk を呼び出すと、このメソッド呼び出しは要求した 128 文字ではなく 127 文字を返します。サロゲート ペアは、次の ReadValueChunk 呼び出しで返されます。この場合、ReadValueChunk は要求された 128 文字を返しません。これは、128 文字を返すとバッファの末尾でサロゲート ペアが不完全になるためです。

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開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


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