XmlMembersMapping クラス
アセンブリ: System.Xml (system.xml.dll 内)


XmlMembersMapping クラスは直接使用しません。その代わりに、以下のように使用されます。
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WSDL ドキュメントからクライアントのプロキシ クラスまたは抽象サーバー クラスを生成する際に、Wsdl.exe ツールまたは ServiceDescriptionImporter クラスによって使用されます。WSDL ドキュメントは、SOAP プロトコルの使用を指定します。
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.NET Framework が、SOAP Web サービスまたはクライアントを初期化する際に、XmlSerializer オブジェクトを初期化するために使用されます。
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SOAP Web サービスとして識別されるクラスから ServiceDescription オブジェクトを作成する際に、ServiceDescriptionReflector クラスによって使用されます。
Web サービス メソッドとメッセージを対応付けるために、XmlTypeMapping クラスの代わりに XmlMembersMapping クラスを使用します。これを使用するのは、SOAP Web サービス メソッドに属する次のエンティティを格納するためです。
特に、このクラスは、次の選択に従い、WSDL メッセージ定義の対応付けを表します。
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SOAP エンコーディングを使用する Web サービス メソッドを選択した場合。トップレベルの ElementName プロパティおよび TypeName プロパティが、親要素、ラッパー要素に対応付けられます。メッセージ部分は配列のメンバとして表されます。ただし、.NET Framework メソッドおよび SOAP エンコーディングへのラップ バインドと結合するドキュメント スタイルを、Web サービス操作が使用しているまれなケースでは、ElementName プロパティおよび TypeName プロパティは、生成される WSDL ドキュメント内の part 要素に対応付けられます。
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XML スキーマ定義をリテラルとして使用する Web サービス メソッドを選択した場合。Web サービス メッセージまたは操作が .NET Framework メソッドへのラップ バインドを使用している場合、または 1 つのメッセージ部分を単に定義している場合、トップレベルの ElementName プロパティおよび TypeName プロパティはその部分に対応付けられます。複数のメッセージ部分がある場合 (例外的なケース)、トップレベルの ElementName プロパティおよび TypeName プロパティは、親要素、ラッパー要素に対応付けられます。それらのメッセージ部分は、Count とインデックス付きの配列アクセス プロパティにより表されます。さらに、XSD any 要素には特殊な処理が行われます。

System.Xml.Serialization.XmlMapping
System.Xml.Serialization.XmlMembersMapping


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


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