Turn It into Loveとは? わかりやすく解説

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愛が止まらない 〜ターン・イット・イントゥ・ラヴ〜

(Turn It into Love から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/28 19:24 UTC 版)

愛が止まらない 〜ターン・イット・イントゥ・ラヴ〜
カイリー・ミノーグシングル
初出アルバム『ラッキー・ラヴ
B面 Made In Heaven
リリース
規格 シングルレコード
ジャンル ポップ、フリースタイル
時間
レーベル PWL
作詞・作曲 ストック・エイトキン・ウォーターマン
プロデュース ストック・エイトキン・ウォーターマン
カイリー・ミノーグ シングル 年表
ノー・シークレット
(1988年)
愛が止まらない 〜ターン・イット・イントゥ・ラヴ〜
(1988年)
いつわりのハート
(1989年)
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愛が止まらない 〜ターン・イット・イントゥ・ラヴ〜」 (Turn It into Love) は、オーストラリアシンガーソングライターカイリー・ミノーグの楽曲である。

概要

1988年7月4日に発売されたカイリー・ミノーグのデビューアルバム『ラッキー・ラヴ』に収録。

同年12月21日に日本限定でシングルカットされた。このシングル版については「日本における動向」の小節参照。

日本における動向

『ラッキー・ラヴ』の日本版は、原版より20日ほど遅く、1988年7月25日にアルファレコードより発売されたが[1]、ここでは表題曲に「愛に走れ」という邦題が付されている。

同年11月16日にWinkが「愛が止まらない 〜Turn it into love〜」のタイトルでこの曲のカバーをリリースするが、その1ヶ月余り後の12月21日に本曲が日本限定でシングルカットされ、Wink版と同じ「愛が止まらない」の邦題を付されてアルファレコードより発売された。

その後、ヒット曲となったWink版との相乗効果もあってか[2]オリコンチャートにおいて1989年1月30日付より4月3日付まで10週にわたり洋楽シングルの1位となっている[3]

1989年度の日本音楽著作権協会(JASRAC)発表による楽曲別の著作権使用料分配額(外国作品)では年間1位にランクインされ、1990年のJASRAC賞(外国作品賞)を受賞した[4]

なお、日本では1988年9月24日に発売されたヘイゼル・ディーン英語版のバージョンが原曲だとされることがあるが[要出典]、誤りである。詳しくは英語版 "Turn It into Love" および "Hazell Dean" の項を参照。

トラック・リスト

  • レコード/CDシングル
  1. "Turn It into Love" – 3:35
  2. "Made in Heaven" – 3:24

カバー

※発表順

  • ヘイゼル・ディーン英語版イギリスの女性歌手)〔1988年〕
    1988年9月24日、EMIよりシングルとして発売。イギリスのシングルチャートでは最高21位を記録[5]
  • Wink〔1988年〕
    1988年11月16日、ポリスターよりシングルとして発売。日本では1989年において62.95万枚を売り上げたヒット曲で、後には、西城秀樹を始めとして多数のWink版のカバーが派生しているほか、とんねるずによるパロディ曲「淋しい病気が止まらない」も世に出ている。詳しくは「愛が止まらない 〜Turn it into love〜」の項参照。
  • Echo中国語版(香港の女性デュオ)〔1990年〕
    広東語カバー。同言語でのタイトル「准許我愛你」。Echoのアルバム『准許我愛你』(香港・豐藝唱片、1990年3月)に収録。同アルバム『你是愛我還是需要我』(台湾・科藝百代、1991年)に北京語版を収める。
  • Yoo Yoo〔1990年〕
    Wink版のカバーではあるが、英語の原詞による歌唱であるため、原曲のカバーともなっている。1990年11月25日、ポリスターよりシングルとして発売。後に、Yoo Yooのアルバム『BEST OF WINK』(ポリスター、1991年11月25日)、同じく『WINK COLLECTION』(ポリスター、1992年9月26日)に収録。
  • Dream〔2003年〕
    同グループのメンバー・長谷部優が別の日本語詞を付し、「Turn It Into Love」としてグループで歌唱。Dreamのアルバム『dream world』(avex trax、2003年2月26日)に収録。
  • ノエル・アクショテフランスギタリスト)〔2007年〕
    ギターインストゥルメンタル。ノエル・アクショテのアルバム『ソー・ラッキーフランス語版英語版』(Winter & Winter、2007年8月30日)に収録。
  • セイム・ディファレンス英語版(イギリスの兄妹デュオ)〔2008年〕
    同デュオのアルバム『ポップ英語版』(Syco Records、2008年12月1日)に収録。
  • GILLE〔2014年〕
    Wink版のカバーではあるが、英語の原詞による歌唱であるため、原曲のカバーともなっている。GILLEのアルバム『I AM GILLE. 3 〜70's&80's J-POP〜』(UNIVERSAL J、2014年4月9日)に収録。

出典

[脚注の使い方]
  1. ^ 「カイリー・ミノーグ - ラッキー・ラヴ」(『ORICONSTYLE』)2014年12月16日時点のアーカイブ
  2. ^ 「『Sexy Music』がチャート一位独走!! 今明かされる連続№1ヒットの秘密 なぜWINKが止まらない」(『スコラ』1990年5月10日号)pp.172-173。
  3. ^ 『オリコン年鑑1990別冊 オリコン・チャート・データ'89』(オリジナルコンフィデンス、1990年4月20日)pp.130-142。
  4. ^ 「1位で 飲む「酒よ」 ロック系の作品も善戦 著作権使用料ベスト10」(『朝日新聞』1990年6月14日夕刊第17面、『朝日新聞縮刷版』1990年6月号p.683)。
  5. ^ "Hazell Dean", Official Charts 2015年4月3日時点のアーカイブ



「Turn It into Love」の例文・使い方・用例・文例

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