屈性
指向性
【概要】 例えば、ウイルスが感染する相手の細胞をえり好みすること。ウイルスの表面蛋白と細胞の受容体がガッチリ結合することによる。T細胞指向性株、マクロファージ指向性株は、それぞれの細胞の表面にあるCXCR4やCCR5に結合しやすいgp120に変化していることによっている。
《参照》 T細胞指向性株、 マクロファージ指向性株、 CXCR4、 CCR5

屈性
(Tropism から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/04 01:50 UTC 版)
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屈性(くっせい、英語: tropism)は、生物が外部刺激に応じて成長運動や旋回運動を示す生物学的現象である。普通は植物についていう[1]。傾性とは異なり、屈性は刺激の方向に依存する反応である。英語名はギリシア語の「曲がること、変化すること」(英: trope)に由来する。
分類
応じる刺激によって屈性を分類する。
感染の指向性
ウイルスや病原体では宿主指向性 (host tropism) や細胞指向性 (cell tropism) という感染傾向がある。ここでは特定の宿主種や細胞型に対して選択的に展開し標的を絞る傾向という意味で〈指向性〉を用いる[要出典]。
脚注
注釈
出典
参考文献
本文の典拠、主な執筆者の50音順。
関連項目
50音順
- アブシシン酸
- オーキシン
- 走性
- Rapid plant movement(英語)
- クリノスタット ‐ 19世紀以降、重力屈性や低重力環境の実験のためにサンプル植物を回転させて微小重力環境を作るために制作された。
関連資料
本文に使わなかった資料。発行年順。
- 増田芳雄『植物生理学』培風館、1988年。
- 菅洋(編)『宇宙植物学の課題―植物の重力反応』学会出版センター、1990年。
- 『根の事典』根の事典編集委員会(編)、朝倉書店、1998年。2016年増補改訂。
- 横田明穂(編)、奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科植物系全教員『植物分子生理学入門』学会出版センター、1999年。
- 森田茂紀『根の発育学』東京大学出版会、2000年。
- 山村庄亮、長谷川宏司(編著)『動く植物――その謎解き』大学教育出版、2002年。
- 日本植物学会(編)『植物学の百科事典』丸善出版、2016年。
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