TVタイプライター・クックブックとは? わかりやすく解説

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TVタイプライター・クックブック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/25 16:45 UTC 版)

TVタイプライター」の記事における「TVタイプライター・クックブック」の解説

1975年までにランカスター『ポピュラーエレクトロニクス』誌や『ラジオ=エレクトロニクス』誌などの雑誌100上の記事書いている。また、1968年には『RTLクックブック』というデジタル設計の本も執筆していた。この本で取り上げたRTL初期IC技術で、TTL置き換えられていたので、1974年に『TTLクックブック』を出版した。この本は20年刊行され百万部を売り上げたオリジナルTVタイプライターは、低コストRAM利用できるうになる前に設計されたものだったため、その設計はすぐに陳腐化してしまった。ランカスター多く改良加え1976年に『TVタイプライター・クックブック』として出版した。その一部は、『バイト』誌の創刊号から連載されていた。この本は、ビデオコンピュータ端末設計方法についてのガイドとなったいくつかの基本 TVT集積回路 メモリ システムタイミング - 計算回路 カーソル更新回路 キーボードエンコーダ シリアルインターフェイス テレビインターフェイス ハードコピーとカラーグラフィック 家庭用コンピュータシステムビデオディスプレイ設計において、多くのホビイストや専門家がこの本を参考にした。第7章のカセットインターフェイスの設計は、カンサスシティスタンダード基礎となった。この本の回路マイクロプロセッサ頼らずTTLだけを使用している。1978年の『TVチープビデオ・クックブック』では、MOS 6502MC6800動作するTVT 6 5/8紹介されている。この設計は、マイクロコンピュータKIM-1対象にしていた。 元々のTVタイプライター本の表紙には、ランカスター設計したASCIIキーボード描かれており、これはSWTPC社から販売された。初期のコンピュータストアチェーンであるポール・テレル(英語版)の「バイトショップ」は、出版社自社ロゴ表紙加えさせ、TTLクックブックとTVタイプライター・クックブックを店頭販売した。後の版の表紙ラジオシャック店舗用にデザインされた。初版の第9刷は1983年だった。

※この「TVタイプライター・クックブック」の解説は、「TVタイプライター」の解説の一部です。
「TVタイプライター・クックブック」を含む「TVタイプライター」の記事については、「TVタイプライター」の概要を参照ください。

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