EZ135
(SyQuest EZ 135 Drive から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 14:31 UTC 版)
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EZ135は、SyQuestの発売していたリムーバブルディスク(リムーバブルハードディスク)。正式には「EZ 135 Drive」だが、SyQuestの旧来の製品はSQ327等のように「アルファベット2つ」+「数字3つ」の5文字で呼ばれていたことが多かったため、それにあわせてEZ135とよんだり、ただ単にEZ Driveとよばれることが多かった。
後継製品であるezflyerには上位互換性があり、EZ135のディスクがそのまま読み書きできる。
概要
SyQuest(サイクエスト・SyQuest Technology, Inc )は、ハードディスクのディスク部をカートリッジに収め、ディスク部を着脱可能にしたリムーバブルハードディスクと呼ばれる製品の大手ベンダーであり、EZ135も同機構を採用している。
リムーバブルハードディスクは、一般的なデータ保存方法がフロッピーしかなかった当時、メガバイト単位のデータが保存できる製品で、米国ではコンピュータ環境の入れ換えやバックアップ、大量のデータ(主にマルチメディア関係)の受け渡し用などとして広く普及していたが、Zipなどの競合商品が登場して競争が激しくなっていた。そこでそれらの製品(特にZip)の対抗馬として発売したのが当製品である。同社製品であるSQ327(3.5インチ、270MB)の、ディスク片面のみを利用することでコストダウンをはかり、Zip と同価格帯の製品とした。しかし結果としてZipとの販売競争に勝つことができず、さらなる対抗製品として上位互換性のあるezflyer(230MB)へ移行した。なお、SQ327とは互換性がない。
同じくリムーバブルハードディスクベンダーで、SyQuest互換ディスクの発売もしていたNomai社(仏)と、PDC(Power Disk Cartridge)という統一ディスク規格も策定されていて、EZ135ディスクもその中に入っていたが、SyQuest自体の倒産のため、立ち消えになってしまった。結局SyQuestは業績悪化のため、1998年11月2日に業務停止、1999年1月に自己破産し、アイオメガが資産を部分的(知的財産権、在庫品、そして固定資産の全て)に買収した。
SyQuestのサイトではその後しばらくの間、通販でサポート、メディアの販売のみ行われていた。
仕様
- 容量:135MB
- 平均シークタイム:13.5ms
- 転送速度Burst Transfer Rate:4MB/sec
- バッファサイズ:64KB
米国で発売された外箱には、対抗商品であるアイオメガのZIPドライブに対するセールスポイントが記載されていた。
- TWO TIMES FASTER (ZIPドライブより2倍速い)
- 35% MORE CAPACITY (ZIPより35%容量が大きい)
- TWICE THE WARRANTY (2年間保障) - (さらに、カートリッジには5年の保障がついていた。)
インターフェース
関連項目
外部リンク
- SyQuest Technology, Inc. - ウェイバックマシン(1999年10月13日アーカイブ分)(英語)
「SyQuest EZ 135 Drive」の例文・使い方・用例・文例
- 掘削される海域は日本と中国の排他的経済水域(EEZ)の間のいわゆる(日中)中間線の日本側にある。
- 黒太子率いる英国軍が仏軍を破った1356年の戦い
- 順序を数える際の序数135
- 絶滅したゲルマン諸語で、700年ころから1350年まで中世スカンジナビアおよびアイスランドで使われた
- 体重が131ポンドから135ポンドの間のプロボクサー
- それまでの神を拒絶し、彼らを太陽崇拝と取り替えたエジプトの初期の統治者(紀元前1358年に死去)
- ウェールズの族長で、ウェールズでヘンリー4世の支配に対する反乱を導いた(1359年−1416年)
- 1100年から1135年までイングランド王
- スペインの哲学者で、中世における最も偉大なユダヤ人の学者とみられ、タルムードでユダヤ法を成文化した(1135年−1204年)
- 紀元前1358年ごろのエジプトのファラオ
- グリニッジ西側の9番目の時間帯の標準時で、西経135度線で計算される
- 二十四節気の一つで,太陽の黄経が135度になる8月7日〜8日ころ
- アユタヤはシャム,現在のタイの2番目の首都として1350年に設立された。
- カナダは1867年のこの日に建国されたので,今年の7月1日はカナダの135回目の誕生日を記念しました。
- 合計で135人の候補者がいる。
- 明治時代に使用された1号機関車から1980年代に造られた200系新幹線まで,35台の車両が日本の鉄道の135年の歴史を示している。
- 安藤美(み)姫(き)選手はショートプログラム終了後2位だったが,フリーでは135.50点を獲得し,首位に立った。
- この巨大観覧車は高さが135メートルある。
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