川内原発
別名:川内原子力発電所、九州電力川内原子力発電所、九州電力川内原発、九電川内原発
英語:Sendai Nuclear Power Plant、Sendai NPP
鹿児島県薩摩川内市に位置する原子力発電所。九州電力が設置した。1970年に建設計画が立ち上げられ、1984年に1号機が営業運転を開始、翌1985年に2号機も営業運転を開始。2基ともに圧水型軽水炉(PWR)である。
2011年に東京電力福島第一原子力発電所で原発事故が発生した影響を受け、川内原子力発電所も(全国の原発と同様に)点検のため2基の運転を停止。2015年4月現在まで運転は再開されていない。ただし、再稼働の手続きは全国の原発のなかでは最も進行している。2015年4月には、川内原発の再稼働の差し止めを求める住民の仮処分申し立てが却下され、再稼働の現実性が増している。
関連サイト:
川内原子力発電所 - 九州電力
川内原子力発電所
(Sendai Nuclear Power Plant から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/16 04:30 UTC 版)
川内原子力発電所(せんだいげんしりょくはつでんしょ)は、鹿児島県薩摩川内市久見崎町にある九州電力の加圧水型の原子力発電所である。川内原発(せんだいげんぱつ)とも呼称される。本記事では、以下「川内原発」と表記する。
注釈
- ^ 「川内原子力発電所1・2号炉の設置変更許可に対する異議申立ての口頭意見陳述会 (PDF) 議事録」(平成27年1月21日、原子力規制委員会)19-27頁において、議事録内では氏名を伏せられている意見陳述者が地震動の策定に関する意見を述べている[59]。
- ^ 九州電力が2014年4月の新基準適合性審査に関する事業者ヒアリングで提出した資料によれば、川内原発の敷地内で震度5弱以上となったのは内陸地殻内地震である1997年の鹿児島県北西部地震と1914年の桜島地震だけであり、また、プレート間地震と海洋プレート内地震は震源が原発から離れているため震度はより小さいとした[60]。
- ^ 日本で過去に起きたVEI7相当の噴火としては、約9万年前の阿蘇山(cf. 阿蘇山#カルデラ形成期)、約2万9千年前の姶良カルデラ(cf. 姶良カルデラ#姶良火砕噴火)、約7千3百年前の鬼界カルデラでの噴火がある。
- ^ 仮に事前に火山噴火を予測できて原発の運転を停止しても、使用中の燃料棒は数ヶ月間は冷やさなければ原子炉から取り出せず、搬出した燃料棒や使用済み燃料棒の保管場所も決まっていないといわれている[79][80][81]。
- ^ 小山はガイドライン自体についても、カルデラ噴火の可能性が小さいと判断する基準が曖昧であるなどの問題があると指摘し、火山学者の意見を反映して修正すべきだと批判している[82]。
- ^ 火山学者の井村隆介(鹿児島大学)によれば、現在川内原発がある場所には、過去約10万年の間に、阿多火砕流(約10万年前)と入戸火砕流(約3万年前)の2つの火砕流が到達しているという[52][83]。また、泊原子力発電所(北海道)、伊方原子力発電所(愛媛県)、玄海原子力発電所(佐賀県)も同様に過去約10万年の間に現在の原発敷地に火砕流が到達したとみられているが、巨大噴火(破局噴火)と呼ばれる規模の噴火で生じた大規模火砕流の直撃を受けた場所にあるのは川内原発だけだという[83]。
- ^ なお、川内原発から2kmほど離れた場所には、火砕流が10mほどの高さに堆積したものが露頭となっており、これは約3万年前の姶良カルデラの巨大噴火で生じたと考えられている[63][85]。
- ^ 安定ヨウ素剤の効果については、放射性ヨウ素にさらされる24時間前の服用で90%以上の被爆抑制効果が、放射性ヨウ素の吸入から8時間後で40%の抑制効果が、放射性ヨウ素の吸入から24時間後で7%の抑制効果が期待されるとしている[101]。
- ^ 『原子力広報 薩摩川内』2012年1月号によれば、川内保健センターに丸薬45,000丸、県川薩保健所に丸薬32,000丸と粉末300g、いちき串木野市役所に丸薬4,000丸を配備しているという[103]。
出典
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- ^ 「安定ヨウ素剤の配備について」(PDF)『原子力広報 薩摩川内』第28号、薩摩川内市企画政策部原子力対策課、2012年1月、10頁、2016年4月23日閲覧。
- ^ “鹿児島県がヨウ素剤の学校配備検討 原発5キロ圏内対象”. 南日本新聞. (2015年8月7日) 2016年4月10日閲覧。
- ^ “川内原子力発電所展示館”. 企業・IR情報. 九州電力. 2016年4月10日閲覧。
- ^ “破局噴火「予言」する異能の医師、石黒耀”. LIFE. ファクタ出版 (2015年4月号). 2016年4月10日閲覧。
- 1 川内原子力発電所とは
- 2 川内原子力発電所の概要
- 3 所在地
- 4 災害対策
- 5 広報活動
- 6 外部リンク
「Sendai Nuclear Power Plant」の例文・使い方・用例・文例
- 開会の辞:Dotty Powers(議長)が午後6 時30 分に会議を開始し、新会計係のClaire Hudsonを紹介した。
- さまざまな事業:Powersさんは、センターの青少年バスケットボールプログラムがBrookville Inquirer の記事内で最近、賞賛されたと知らせた。
- 会議は、Powersさんによって午後7時30分に一時休会とされた。
- 技術部のPhil Powersが、先週後半に異動の辞令を受け、来月末にDunkirk工場へ転勤することになりました。
- Phil Powersの異動を担当した。
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