OpenID_Authentication_2.0とは? わかりやすく解説

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OpenID Authentication 2.0

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/02/10 06:45 UTC 版)

OpenID Authentication 2.0 は、あるユーザが認証された旨の情報、認証をどのように行ったかの情報、当該ユーザの属性情報を、要求元であるWebサイトに対して、提供元となるアイデンティティ・プロバイダが転送するプロトコルである。

沿革

仕組み

[2]

アプリケーションの対応

例えばショッピングサイトを設置して、OpenIDによるユーザーログインを受け付けるには、ログインメニューにOpenID認証サイトへのリンクを加える。そのリンク先で、ユーザーが接続、呼び出し元のサイトへの接続を継続するか否かの確認が求められる。ここで同意すればライブラリ側にレスポンスが返ってくることになる。返されるレスポンスは「http」または「https」から始まるOpenID(URI形式の場合)のほか、仕様上はニックネーム、フルネーム、メールアドレス等を含ませることができるが、内容は認証サーバによって異なる。例えばYahoo!では60文字程度の機械的なOpenIDしか返さない。

  • mixilivedoorBIGLOBEexciteなど多くの認証サーバに対して、公開ライブラリのデフォルトのままでは接続がうまくできない。これはアプリケーションサイトと認証サーバ間のSSL通信が樹立できないことによる。対策としてはサイトのサーバに、それぞれの認証サーバが発行している証明書をインストールしておくなどがある。
  • Movable TypeWordPressXOOPSなど多くのコンテンツマネージメントシステムにおいて、追加プラグインの導入などで、サイトのログイン認証にOpenIDを利用できる。

OpenID Authentication 2.0対応プロバイダ

日本語

非日本語

OpenID 1.0 対応プロバイダ

OpenIDで利用可能なサイト

日本語

官公庁

サイト名 概要 OpenID 2.0 OpenID1.1 オープン性 備考
XRI対応 URI対応
経済産業省アイディアボックス 経済産業省が運営する意見募集サイト X O O O ホワイトリスト (mixi, livedoor, google, yahoo japan)

民間

サイト名 概要 OpenID 2.0 OpenID1.1 オープン性 備考
XRI対応 URI対応
lino オンライン付箋サービス X O O O
アバウトミー プロフサービス X O O X ホワイトリスト
Choix ソーシャルニュースサイト O O O O Sregも対応
OverCh ソーシャルニュース&ソーシャルネットサイト O O O O Sregも対応。Xoopsベース
Haru.fm ミニブログサイト O O O O Sregも対応
はてなスター ブログに評価をつけるツール X O O X はてな、 Livedoor、 Livejournal、 Vox、 Typekey のみ対応
iKnow フリーの英語学習サイト・コミュニティ O O O O
Stack Stock Books 読書管理サイト X X O O 2.0対応予定
PlaceEngine Map 地図サイト O O O O
go相談.com 確定申告計算&相談サイト O O O O Sregも対応。Xoopsベース
センタク 投票サイト O O O O
八重山毎日オンライン 八重山毎日新聞 O O O O
全国郷土紙連合 全国郷土紙連合 O O O O
HTBオンライン 北海道テレビ放送 ? ? ? ?
ClipCast 携帯でも編集可能な動画共有サイト O O O O
My Open Archive 未発表論文共有サイト X O O O
CARWINGS Lab CARWINGS Lab X O O ?
okyuu.com ソーシャルITメディア X O O X ホワイトリスト
perl-mongers.org 日本のPerlユーザのためのお役立ちサイト X O O O MTベース
techtalk.jp 日本の技術系プレゼンテーション参加者のためのサイト X O O O MTベース
LIMLIC OpenIDでテキストを共有できるWebサービス X O O O
mitter 動画視聴体験共有サービス O O O O
UPD.JP ドライバー等アップデート情報サイト O O O O Sregも対応
level20 転職プロフィールサービス O O O O
sa.yona.la 無個性ブログサービス O O O O
ZOUSHO-蔵書 オンライン蔵書管理サービス O O O O
breakr ソーシャル英語学習サービス O O O O
Pop!ris-ポピリス OpenIDで利用できるチャットサイト O O O O
マル秘分散Web版 暗号化・秘密分散のできるシステムのWeb版 X O O O
ストックカフェ 株式投資情報+SNS X O X X
さっぽろ松前屋 北海道美食通信 選りすぐった北海道の逸品を提供する通販サイト X O O X
Lanavi 記事の投稿ができる学習サイト X O O O mixi、yahoo対応
今読ミ 読書の進捗管理 X? O O O
いきたいお店 いきたいお店管理 X? O O O
I's 縁結び&愛情確認サイト X O O X mixiのみに特化
Saitama-e.com 埼玉地域情報&SNS X O O O mixi、yahoo対応
ワザップ! ゲーム情報サイト X O O O
他力本願 ソーシャルブックマーク O O O O
Patchwork ソーシャルライティングサービス O O O O
RecallPlus リコールと自主回収/お詫びのネット広報サイトリコールプラス O O O O
dipiti (ディピティ) タダ(無料で使える)Web会議サービス O O O O
LSDB ライフサイエンス統合データベースプロジェクト X O O O
IP Force 知的財産権 総合サイト X O O O yahoo, google, mixi 対応

英語

脚注

[ヘルプ]
  1. ^ Microsoft and Google announce OpenID support
  2. ^ OpenID Authentication 2.0

(Deprecated)OpenID Authentication 2.0

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/09 15:46 UTC 版)

OpenID」の記事における「(Deprecated)OpenID Authentication 2.0」の解説

詳細は「OpenID Authentication 2.0」を参照 注:OpenID Authentication 2.0 は、OpenID Connectによって置換えられた。 2007年12月制定された、ウェブサイトによらず使用できる認証連合アイデンティティシステムの規格一つユーザ識別するには、URIベース主張識別子用いる。これは、ユーザ入力したものではなく認証サーバ割り当てた再利用されないURIである。その為、ユーザ識別子使い回しによる、旧ユーザアカウントを新ユーザのっとってしまう ユーザー・インパーソネイション と呼ばれる問題解決されるなどの特徴持っているまた、OpenID Simple Registration ExtensionOpenID Attribute Exchange などの拡張仕様利用することによって、ユーザ属性情報連携することができる他、どのような本人確認認証手段パスワードOTPICカードなど)を使ったかなどの認証コンテキスト同時に連携可能である。 拡張仕様には、 OpenID Simple Registration OpenID Attribute Exchange OpenID Provider Authentication Property Extension がある。 プロバイダには、ヤフーAOLフランステレコム、ドイチェ・テレコム、NTTKDDIソフトバンクなど多数対応している

※この「(Deprecated)OpenID Authentication 2.0」の解説は、「OpenID」の解説の一部です。
「(Deprecated)OpenID Authentication 2.0」を含む「OpenID」の記事については、「OpenID」の概要を参照ください。

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