Long-Tailed Pairとは? わかりやすく解説

Long-Tailed Pair

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/13 14:49 UTC 版)

差動増幅回路」の記事における「Long-Tailed Pair」の解説

Long-Tailed Pair (LTP)は、差動増幅回路実装によく使われる設計である。非常に小さ電圧利得電流増幅する2つ能動素子トランジスタ真空管)を使う。結線法は、例としてバイポーラNPNトランジスタ場合概略回路図として示すが、他の種類素子でも基本的には同様である。正電源場合一般に上側書くことが多いが、例として示した図の場合コレクタ側がそれぞれ大きな抵抗器通して電圧源接続され(この構成が "long tail" の由来)、電流源近似的に形成している。よりコスト掛けた設計では、long tailペア定電流源とする(カレントミラーがよく使われる)。この部分流れ電流テイル電流と呼ぶ。 このような配線により、2つ入力差動増幅が可能となる。出力後続回路必要性によって1つ場合もあるし、2つ場合もある。 NPNトランジスタ使った Long-Tailed Pair では、エミッタ相互接続され、それがさらに電流源接地側またはマイナス側に接続されるこうすると、2つトランジスタ一方エミッタ接地回路形式増幅回路として働き同時にもう一方エミッタフォロワとして働くので、一方入力他方エミッタ供給されることになる。トランジスタはベース・エミッタ間の電流増幅するので、コレクタ流れ電流2つ入力差分比例する。しかし、この回路は完全に対称形なので、一方増幅回路見ればもう一方エミッタフォロワとなるし、逆に見ることもできる差動増幅回路出力差動的(2つ存在する)であることが多い。1つでよい場合は、もう一方無視すればよい。利得犠牲にしたくない場合差動出力単一出力変換する回路を使う。これは、電流源として実装されることが多い。 LTP帰還のある線形増幅回路実装オペアンプ実装その他に使われるスイッチとして使う場合左側ベース/グリッド信号入力使われ右側ベース/グリッド接地される。出力右側コレクタ/プレートから取る。入力ゼロまたは負の場合出力ゼロとなり、入力が正の場合出力はほぼ正となる。内部動作上で説明したものとほぼ変わらないバイアス安定性各種パラメータからの独立性高めるには、カソード/エミッタ抵抗による負帰還導入すればよい。

※この「Long-Tailed Pair」の解説は、「差動増幅回路」の解説の一部です。
「Long-Tailed Pair」を含む「差動増幅回路」の記事については、「差動増幅回路」の概要を参照ください。

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