ListViewHitTestInfo

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

ListViewHitTestInfo クラス

メモ : このクラスは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

ListView コントロールまたは ListViewItem の領域に関する情報を格納しています。

名前空間: System.Windows.Forms
アセンブリ: System.Windows.Forms (system.windows.forms.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Class ListViewHitTestInfo

Visual Basic (使用法)

Dim instance As ListViewHitTestInfo

C#

public class ListViewHitTestInfo

C++

public ref class ListViewHitTestInfo

J#

public class ListViewHitTestInfo

JScript

public class ListViewHitTestInfo

解説

ListViewHitTestInfo は、HitTest メソッドが呼び出されたときに ListView クラスによって返されます。

使用例

ListViewHitTestInfo クラスと HitTest メソッドを使用して、MouseDown イベントの発生場所を確認する方法を次のコード例に示します。このコードを実行するには、項目を持つ listView1 という名前の ListView を含む Windows フォームに貼り付けます。次に、listView1 とフォームの MouseDown イベントを、この例の HandleMouseDown メソッドに関連付けます。

Visual Basic

Private Sub HandleMouseDown(ByVal
 sender As Object, ByVal
 e As MouseEventArgs) _
        Handles Me.MouseDown, listView1.MouseDown

    Dim info As ListViewHitTestInfo = listView1.HitTest(e.X,
 e.Y)
    MessageBox.Show(info.Location.ToString())

End Sub

C#

void HandleMouseDown(object sender, MouseEventArgs e)
{
    ListViewHitTestInfo info = listView1.HitTest(e.X, e.Y);
    MessageBox.Show(info.Location.ToString());
}

継承階層

System.Object
  System.Windows.Forms.ListViewHitTestInfo

スレッド セーフ

この型の public static (Visual Basic では Shared) メンバはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
ListViewHitTestInfo メンバ
System.Windows.Forms 名前空間

ListViewHitTestInfo コンストラクタ

メモ : このコンストラクタは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

ListViewHitTestInfo クラスの新しいインスタンスを初期化します。

名前空間: System.Windows.Forms
アセンブリ: System.Windows.Forms (system.windows.forms.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New ( _
    hitItem As ListViewItem, _
    hitSubItem As ListViewSubItem, _
    hitLocation As ListViewHitTestLocations _
)

Visual Basic (使用法)

Dim hitItem As ListViewItem
Dim hitSubItem As ListViewSubItem
Dim hitLocation As ListViewHitTestLocations

Dim instance As New ListViewHitTestInfo(hitItem,
 hitSubItem, hitLocation)

C#

public ListViewHitTestInfo (
    ListViewItem hitItem,
    ListViewSubItem hitSubItem,
    ListViewHitTestLocations hitLocation
)

C++

public:
ListViewHitTestInfo (
    ListViewItem^ hitItem, 
    ListViewSubItem^ hitSubItem, 
    ListViewHitTestLocations hitLocation
)

J#

public ListViewHitTestInfo (
    ListViewItem hitItem, 
    ListViewSubItem hitSubItem, 
    ListViewHitTestLocations hitLocation
)

JScript

public function ListViewHitTestInfo (
    hitItem : ListViewItem, 
    hitSubItem : ListViewSubItem, 
    hitLocation : ListViewHitTestLocations
)

パラメータ

hitItem

ヒット テストで示された位置にある ListViewItem。

hitSubItem

ヒット テストで示された位置にある ListViewItem.ListViewSubItem。

hitLocation

ListViewHitTestLocations 値の 1 つ。

解説

hitItem パラメータおよび hitSubItem パラメータは null 参照 (Visual Basic では Nothing) にできます。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
ListViewHitTestInfo クラス
ListViewHitTestInfo メンバ
System.Windows.Forms 名前空間

ListViewHitTestInfo プロパティ

パブリック プロパティ

	名前	説明
	Item	ListView のヒット テストで示された位置にある ListViewItem を取得します。
	Location	ListView と、これに含まれる項目を基準として、ListView コントロールにおけるヒット テストの位置を取得します。
	SubItem	ListView のヒット テストで示された位置にある ListViewItem.ListViewSubItem を取得します。

参照

関連項目

ListViewHitTestInfo クラス
System.Windows.Forms 名前空間

ListViewHitTestInfo メソッド

パブリック メソッド

( プロテクト メソッド も参照)

	名前	説明
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。)
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。)

プロテクト メソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。)

参照

関連項目

ListViewHitTestInfo クラス
System.Windows.Forms 名前空間

ListViewHitTestInfo メンバ

ListView コントロールまたは ListViewItem の領域に関する情報を格納しています。

ListViewHitTestInfo データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。

パブリック コンストラクタ

	名前	説明
	ListViewHitTestInfo	ListViewHitTestInfo クラスの新しいインスタンスを初期化します。

パブリック プロパティ

	名前	説明
	Item	ListView のヒット テストで示された位置にある ListViewItem を取得します。
	Location	ListView と、これに含まれる項目を基準として、ListView コントロールにおけるヒット テストの位置を取得します。
	SubItem	ListView のヒット テストで示された位置にある ListViewItem.ListViewSubItem を取得します。

パブリック メソッド

( プロテクト メソッド も参照)

	名前	説明
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。)
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。)

プロテクト メソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。)

参照

関連項目

ListViewHitTestInfo クラス
System.Windows.Forms 名前空間