Leo IIIとは? わかりやすく解説

レオ3世

(Leo III から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 19:32 UTC 版)

レオ3世(Leo III)




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LEO III

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LEO (コンピュータ)」の記事における「LEO III」の解説

LEO IIIの1号機1961年完成した。これは13.2μsサイクルのフェライトコアメモリを用いたソリッドステートマシンだった。マイクロプログラム方式採用しマルチタスクOS搭載された。1963年LEOコンピュータはイングリッシュエレクトリックカンパニーと合併し、元のLEOコンピュータ関与していたチームバラバラになったイングリッシュ・エレクトリック社はLEO IIIの開発続け高速版のLEO 360や、さらに高速LEO 326開発したが、これらは会社乗っ取られる前にメンバー設計していたものだった。LEO IIIは全機種ともマスタープログラム呼ばれるOSにより最大12本のアプリケーション同時に実行することが可能だったブリティッシュテレコム前身であるGPOテレフォン社は、1960年代後半電話計算用として購入したマシンを、同機種のジャンク集めて部品寄せ集めながら、1981年まで修理しつつ使っていた。 LEOでは2つプログラミング言語利用可能だった。Intercodeは低水準言語アセンブラのような言語だった。CLEO (Clear Language for Expressing Orders頭字語)はCOBOLのような言語だった。 LEO IIIを含む当時多くコンピュータ搭載していた機能1つに、CPU接続されスピーカーがあり、オペレーターは音を聞いてプログラム永久ループに陥っているかどうか確認できた。また面白いことに、障害多くコネクタ接触不良原因で、カードハンドルをバンバンと叩くことで一時的に直ることがあった。 イングリッシュ・エレクトリックLEO・コンピューターズは、イングリッシュ・エレクトリック・レオ・マルコーニ(EELM)に改名し1968年にインターナショナル・コンピューターズ・アンド・タブレーターズ (ICT)やインターナショナル・コンピューターズ・リミテッド (ICL)と合併した。ダルケイス開発センターでは2960マイクロコード書かれエミュレーターにより、1980年代になってLEOプログラムメインフレームICL 2900で動作した近年新しサーバ動作するオリジナルのLEO III用ソフトが実行できる近代的なエミュレーター開発されている。

※この「LEO III」の解説は、「LEO (コンピュータ)」の解説の一部です。
「LEO III」を含む「LEO (コンピュータ)」の記事については、「LEO (コンピュータ)」の概要を参照ください。

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