Jet (song)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Jet (song)の意味・解説 

ジェット (曲)

(Jet (song) から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 01:29 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
ジェット
ポール・マッカートニー&ウイングスシングル
初出アルバム『バンド・オン・ザ・ラン
B面 レット・ミー・ロール・イット
リリース
規格 7インチレコード
録音 1973年 (1973)
ジャンル ロック
時間
レーベル アップル・レコード
作詞・作曲 ポール・マッカートニー
リンダ・マッカートニー
プロデュース ポール・マッカートニー
ゴールドディスク
1974年4月1日 BPI(UK)ゴールド
チャート最高順位
  • 7位(イギリス)
  • 7位(アメリカ)
  • 1位(日本)
ポール・マッカートニー&ウイングス シングル 年表
愛しのヘレン
(1973年)
ジェット
(1974年)
バンド・オン・ザ・ラン
(1974年)
テンプレートを表示

ジェット」(Jet)は、1973年ポール・マッカートニー&ウイングスが発表した楽曲、及び1974年にリリースされた同曲を収録したシングルアルバムバンド・オン・ザ・ラン』の2曲目に収録された。またベスト・アルバムでは『ウイングス・グレイテスト・ヒッツ』『オール・ザ・ベスト』『夢の翼〜ヒッツ&ヒストリー〜』『ピュア・マッカートニー〜オール・タイム・ベスト』にも収録されている。

解説

ポールは元々この曲をはじめ、アルバムからシングル・カットするつもりはなかった[1]。ところがアルバムは発売から2週間以上たっても期待に反して売り上げが伸び悩んだ。レコード会社はこの状況を打破するためにはシングル・カットが必要と考え、ポールも仕方なく承諾した。

ウイングスのシングルでは7枚目、『バンド・オン・ザ・ラン』からは第1弾シングル[2]として1974年1月28日にアメリカで発売されると、2月9日には初登場第69位、3月30日には第7位にまで上昇した。このてこ入れが功を奏し、アルバムは発売から4ヶ月あまりたった4月13日にビルボード誌で第1位を獲得した。年間ランキングは第77位。キャッシュボックス誌では、3月23日付け最高位第5位を獲得し、年間ランキングでは第77位を記録した。一方イギリスでも2月15日に発売されると最高位第7位まで上昇し、アルバムも4月に3週間連続第2位に到達した[3]。日本では「DIATONEポップスベスト10」(FM東京)で1974年の年間洋楽チャート1位となっている。

アルバム収録曲のほとんどは1973年9月にナイジェリアラゴスでほぼ完成させていたが、この曲はロンドンに戻ってから大部分を録音して完成させた[4]。録音中にテープの磁気体が剥がれるというトラブルのために、シンバルの音が少々弱くなっている。さらに、テープの救出のため、コピーをかけたことによって全体の音がしまって聞こえている[5]

タイトルは当時マッカートニー夫妻が飼っていた黒いラブラドール・レトリバーの仔犬の名[6][7]で、歌詞はポールがリンダの父親に会った時の経験が元になっている[8]

この曲はコンサートで演奏される事が多く(主に序盤のメドレーで)、『ウイングスU.S.A.ライヴ!!(Wings Over America)』では「ロック・ショウ」からのメドレー、『ポール・マッカートニー・ライブ!!(Tripping the Live Fantastic)』では「フィギュア・オヴ・エイト」からのメドレーとなっている。

収録曲

7インチシングル
# タイトル 作詞・作曲 時間
1. 「ジェット」( Jet)
  • ポール・マッカートニー
  • リンダ・マッカートニー
2. 「レット・ミー・ロール・イット」(Let Me Roll It)
  • ポール・マッカートニー
  • リンダ・マッカートニー
合計時間:
7インチシングルアメリカ盤1stプレス
# タイトル 作詞・作曲 時間
1. 「ジェット」( Jet)
  • ポール・マッカートニー
  • リンダ・マッカートニー
2. 「マムーニア」(Mamunia)
  • ポール・マッカートニー
  • リンダ・マッカートニー
合計時間:

演奏者

カバー

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ アメリカ盤アルバムに収められている「愛しのヘレン」は、新曲だけのアルバムの売れ行きを懸念したレコード会社の強い要請で発売直前になって編入した曲で、アルバムからのシングル・カットには当たらない。
  2. ^ ヨーロッパとオセアニアでは「ミセス・ヴァンデビルト」がシングル・カットされた。
  3. ^ チャートは「ミュージック・ウィーク」での最高位を示す。
  4. ^ 日本のタレント、シルクがロンドン留学中、偶然ポール・マッカートニーに遭遇し、本曲のレコーディングを見学したことを『痛快!明石家電視台』(毎日放送)2011年7月11日放送回出演時に話した。スタジオでの見学中にはリンダ・マッカートニーに紅茶を入れてもらったことや、新聞に「日本から来たラッキーガール2人」と掲載されたと述べた。
  5. ^ ジェフ・エメリック、ハワード・マッセイ『ザ・ビートルズ・サウンド 最後の真実』奥田祐士訳、白夜書房、2006年、545-548ページ
  6. ^ しかし『バンド・オン・ザ・ラン』再発売に際し、2010年イギリスで放送されたテレビ番組にてポールは「ジェットは僕が飼っていたポニーの名」と述べている。
  7. ^ ポールはビートルズ時代にも当時の飼犬マーサをタイトルにした「マーサ・マイ・ディア」を作曲している。
  8. ^ Rowe, Zan (2017年12月6日). “Paul McCartney Takes 5”. 2020年12月8日閲覧。
  9. ^ 少年ナイフ公式サイト内Discography

参考文献

  • 『Paul McCartney: Recording Sessions (1969-2013)』 Luca Perasi著 出版社:L.I.L.Y. Publishing 2013年10月 ISBN 978-88-909122-1-4
  • 『月刊ザ・ビートルズ臨時増刊号 まるごと1冊ポール・マッカートニー&ウイングス』 ザ・ビートルズクラブ編 出版社:BCC出版 2019年1月 ISBN 978-4-909509-12-3



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Jet (song)」の関連用語

Jet (song)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Jet (song)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのジェット (曲) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS