IS NET
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/26 03:08 UTC 版)
ISシリーズでインターネットに接続するためのサービスである。なお従来よりCDMA 1X WIN(現・au 3G)を利用しており、EZweb(EZ WIN)に加入している場合は、手続きは不要である。一部の機種を除きau ICカードの差し替えにより利用が可能で、ISシリーズとKDDIから出されている他のスマートフォン・タブレット(iidaやiPhoneなど)またはE30HTやE31Tなどの法人向けauスマートフォンを利用してインターネットを利用する場合は、IS NET接続に切り替わる。IS NETに加入しない場合は、auで提供されている「au.net」を使用者の同意なく利用する形となり、料金は月額525円となり、パケットは青天井である。また一部の機種ではPacket WINに対応するプロバイダーを利用することもできる。また2012年9月21日よりiPhone 5の発売に併せて4G LTEが開始されるが、サービスの名称はIS NETからLTE NETに変わる。なお料金には変更はない。 パケット料金の上限はau携帯電話でPCサイトビューアを利用するときの上限と同じ月額5985円となる。2010年11月のIS03発売開始と同時にISフラットが導入され、完全定額でパケット料金はダブル定額の上限より安く月額5460円となっており、au携帯電話にICカードを差し替えEZwebを利用する場合は定額範囲内で、PCサイトビューアを利用するときは従来通り月額5985円となる。また2011年10月14日より発売が開始されたiPhone 4SではiPhoneスタートキャンペーンにより購入時より2年間はパケット料金の上限は月額4980円となる。また4G LTEではLTEフラットになり、月額5985円となる。ただし通信量が7GBを超えた場合は128Kbpsに制限され、追加として2625円を支払うことで通常速度で続行できる。さらにテザリングでは525円のオプションとなるが、通信量が7GB超えても更に500MBが追加される。 なお+WiMAX対応機の場合は他と同じくISフラットの料金体系でIS NETを利用できるが、WiMAXを利用した月のみ525円が加算される。このうち海外機種の一部はau ICカードには対応せず、カードの交換が出来ないため機種変更の手続きが必要となる。このため他の携帯電話やスマートフォンをカードを差し替えての利用は出来ない。 2011年(平成23年)11月18日より安心セキュリティパックが開始され、ウイルス対策としてウイルスバスターモバイル for au(ただし、Android OS 2.2以上であることを要する)が利用できるほか、同日以降に発売されるAndroid端末については、原則リモートロック検索・リモートサポートを含めた3点セットとなるフルサービスが受けられる。なお、2012年(平成24年)3月より月額315円の有償サービスとなり、それ以前は、2012年(平成24年)2月13日までにウイルスバスターモバイル for auをダウンロードするか、フルサービス対応端末のアイコンをタップすれば自動申し込みとなり、それ以降はコールセンター等への申し込みが必要となる。なお、2012年(平成24年)2月利用分までは、フルサービス・ウイルスバスターモバイル for auのみのいずれも無料で利用可能。なお、一度ダウンロードした後はアンインストールしただけでは月額料は発生したままの状態となるため、コールセンター等への廃止手続きを要する。 2011年(平成23年)12月23日発売の2機種にプリインストールされる形で、「au災害対策」アプリの提供が開始された。同日時点では、「災害用伝言板」と「緊急速報メール」が含まれているが、2012年春以降に「災害用音声お届けサービス」などが順次追加されていく予定。緊急速報メールは、ドコモのエリアメールに相当するものとなり、2012年2月までに順次開始されるものとなっており、これまでの緊急地震速報に加え、国や自治体による速報メールも受信可能となる。今後発売予定の機種には原則的にプリインストールとしていき、既発の端末については、Android 2.2以上の端末についてはアップデートにて順次対応していくとしている。
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