IPアドレス、ドメイン名とは? わかりやすく解説

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IPアドレス、ドメイン名

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 13:58 UTC 版)

インターネット」の記事における「IPアドレス、ドメイン名」の解説

IPにおいては基本的に通信するコンピュータごとに(厳密に機器インターフェイスごとに)唯一無二の「IPアドレス」と呼ばれる固有番号割り当てられることが通信時の前提となっており、IP採用するインターネットにおいても、接続する各組織に対して固有のIPアドレス領域範囲)がそれぞれ割り当てられる各組織それぞれに割り当てられIPアドレス領域の中の固有の番号を、所有するコンピュータ割り当てるIPアドレス数字羅列人間には分かり難いというデメリットがあり、一般に英数字使用した名前(ドメイン名)をIPアドレスに対応させて用いる。例えば、「ja.wikipedia.org」というドメイン名は「198.35.26.96」というIPアドレス対応するインターネット参加する各組織研究機関教育機関企業プロバイダ (ISP) 、協会団体政府機関その他)に対して識別子として(広義の)ドメイン名割り当てられており、各組織所有するコンピュータに対してホスト名割り当てるホスト名ドメイン名ドット(.)でつないだものが各コンピュータ固有名FQDN)となる。 接続ホストにはIPアドレス割り当てる必要があるまた、IPアドレスDNSによって(狭義の)ドメイン名資源として定義し供給することで、ドメイン名IPアドレス代替する記法として用いることもできるまた、1980年代から使用されているIPアドレスIPv4)が、2011年2月3日枯渇したIPアドレス枯渇問題)。これを想定してIPv6開発始まり2011年実用化された。しかし、日本では、各企業通信機器交換する費用用意できなかったことや、IPv6扱える技術者少ないことが普及妨げとなり、2012年以降においても外資系企業バックボーンでの利用に留まっている。 2016年現在日本でのIPv6普及利用は、日本のITに関する技術力低さ研究開発対す投資少なさにより、欧米諸国比較して大きく立ち後れている。

※この「IPアドレス、ドメイン名」の解説は、「インターネット」の解説の一部です。
「IPアドレス、ドメイン名」を含む「インターネット」の記事については、「インターネット」の概要を参照ください。

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