IPアドレスの付与とは? わかりやすく解説

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IPアドレスの付与

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/21 02:01 UTC 版)

IPアドレス」の記事における「IPアドレスの付与」の解説

グローバルIPアドレスは、まずインターネットレジストリ(APNICJPNICなど)からISPまとまった単位付与される。これを割り振り (allocation) という。ISP末端利用者個人法人などに対して利用契約基づいてIPアドレス払い出す。これを割り当て (assignment) という。かつて一部大学IT企業非営利インターネット支えていた時代には、レジストリからこれらの組織直接割り当てられる例が多かったが、今日では商用ISP発達したため、新規割り当てではそのような例は少ない。インターネットレジストリにもIANA (Internet Assigned Numbers Authority) →RIR (Regional Internet Registry) →NIR (National Internet Registry) →LIR (Local Internet Registry) といった階層構造存在する個人契約者場合グローバルIPアドレス1個を動的に割り当てる接続ごとにIPアドレスが変わることがある)ものがほとんどである。ただしISP契約プランによってはプライベートIPアドレスISP Shared Address割り当てるもの(CATV接続に多い)、グローバルIPアドレス1個を固定割り当てるもの、複数グローバルIPアドレス固定割り当てるものもある。割り当て通信プロトコルダイヤルアップ接続ではPPPADSLFTTHなどではPPPoECATV公衆無線LANホットスポット)ではDHCPによることが一般的である。 法人契約場合DNSメールなどの各種サーバ運用するケースが多いこと、VPN仮想専用網)などによる取引先などとのデータやりとりにおいて、IPアドレスによる認証アクセス制限があることなどの理由により、複数(多いのは4個から16程度)のグローバルIPアドレス固定割り当てる契約一般的である。 なお、家庭内組織内でのプライベートIPアドレス割り当てDHCP専用サーバの他、一般向けのいわゆるブロードバンドルーター実装されている)によることが一般的である。ただし、サーバルーターLAN側など固定IPアドレスを必要とするものや、割り当て厳密に管理した場合には固定IPアドレス割り当てが行われる。

※この「IPアドレスの付与」の解説は、「IPアドレス」の解説の一部です。
「IPアドレスの付与」を含む「IPアドレス」の記事については、「IPアドレス」の概要を参照ください。

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