IPの仕組み
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/21 06:10 UTC 版)
「Internet Protocol」の記事における「IPの仕組み」の解説
IPでは、各々のLANで通信可能な範囲をセグメントと呼び、セグメント内のコンピュータをホストと呼ぶ。同じセグメントに属するホスト同士はそのLANで使用されている通信プロトコルをデータリンク層とし、その上のネットワーク層で稼動する。 つまり同じセグメントに属するホスト同士は、IP以前からそうであったように直接通信する。IPはセグメントの外と通信することが可能であり、そして何も変更せずに(全く同じ機器/ソフトウェア構成で)セグメント内とセグメント外との区別なく通信が可能となることである。そのため、最近はLAN内の通信なのにわざわざIPを使うイントラネットを採用することで、インターネット用のソフトウェア資産やノウハウをそのままLAN内通信に利用することが多くなってきている。
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