Automated Indicator Sharingとは? わかりやすく解説

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Automated Indicator Sharing(AIS)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 00:27 UTC 版)

サイバーセキュリティ」の記事における「Automated Indicator Sharing(AIS)」の解説

Automated Indicator Sharing(AIS)はDHS米国国土安全保障省)が推進する枠組みで、米国内外を問わず官民CTICyber Threat Intelligenceサイバー脅威インテリジェンス)を加盟団体間で迅速に共有する事をその目的とする。加盟にはDHS申請書類の提出受理が必要である。 情報提供を行う加盟団体は、他のどの加盟団体にどのCTI共有するかを指定でき、CTIデフォルトでは匿名化処理を施した上で他の加盟団体共有されるが、情報提供団体望めば匿名化せずに提供する事も可能である。情報の共有DHS傘下国家サイバーセキュリティ通信総合センター(NCCIC)が提供する情報システムを介して行われる根拠法Cybersecurity Information Sharing Act)。 情報迅速な共有重き置かれているため、提供されCTI内容正確性DHSの側が検証するはしないが、加盟団体有益なCTIにレピュテーションスコアをつける事ができる。 CTI共有にはSTIXTAXIIプロトコル利用されCTIには例えIPアドレス、ドメイン名フィッシングメール送信アドレス含まれるAISにおいて個人特定可能な情報(PIIPersonally Identifiable Information)を保護するため、DHSAISのためのプライバシーインパクトのアセスメント定めており、サイバー脅威直接関係ないPII自動的に削除される

※この「Automated Indicator Sharing(AIS)」の解説は、「サイバーセキュリティ」の解説の一部です。
「Automated Indicator Sharing(AIS)」を含む「サイバーセキュリティ」の記事については、「サイバーセキュリティ」の概要を参照ください。

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