ICカード乗車券10種類 相互利用開始へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/14 15:27 UTC 版)
「パスモ」の記事における「ICカード乗車券10種類 相互利用開始へ」の解説
PASMOは東日本旅客鉄道(JR東日本)が発行するSuica以外のICカードとの相互利用は、2009年8月時点では未定とされた。しかし、PASMOの利用エリアがSuicaよりも限定されていることにより、一部の大手私鉄や多くの利用者からは他のICカードとの相互利用の拡大を希望する声が出ていた。ただ、PASMO加盟各社局はPASMOの運用や維持にかかる費用を負担している上、他のICカードとの互換性を持たせるためのシステム改修費(1社あたり数百万円と試算されている)に耐えられないとして、経営基盤の弱いPASMO加盟の中小私鉄・バス会社などからは反対意見が出ており、利用範囲拡大に対する結論に目処が付いていない状況であるとしていた。 そんな中2010年12月18日には、北海道旅客鉄道(JR北海道、Kitaca)、東日本旅客鉄道(JR東日本、Suica)、東海旅客鉄道(JR東海、TOICA)、西日本旅客鉄道(JR西日本、ICOCA)、九州旅客鉄道(JR九州、SUGOCA)、PASMO協議会(PASMO)・名古屋市交通局・名古屋鉄道(manaca/2011年2月11日導入)、スルッとKANSAI協議会(PiTaPa)、福岡市交通局(はやかけん)・西日本鉄道(nimoca)は、それぞれが発行するICカード乗車券の相互利用の検討を開始した、と言う報道があった。2010年(平成22年)内にも検討会を立ち上げ、2013年(平成25年)3月23日より相互利用が開始された(電子マネーはPiTaPaを除く)。
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