HK21E
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/27 01:11 UTC 版)
1980年代を通じて、HK21AとHK11A1は、以下のような同一のレシーバーとトリガー・グループに対して交換可能な銃身と給弾機構を共有することで、モジュール化された新たな機関銃ファミリーとして近代化された。 HK11E 自動小銃(マガジン給弾、7.62x51mm NATO弾使用) HK13E 自動小銃(マガジン給弾、5.56x45mm NATO弾使用) HK21E 汎用機関銃(ベルト給弾、7.62x51mm NATO弾使用、軍用兵器としてメキシコでもライセンス生産している) HK23E 軽機関銃(ベルト給弾、5.56x45mm NATO弾使用) "E"は、"Export model"(輸出型)を意味している。 従来のHK21A1とHK11A1に比べて、近代化されたこれら「輸出用」兵器の特徴を以下に示す。 前方照準器を含めたバレルジャケットが前方へ94 mm (3.7 in)延長され、照準基線が長くなった 銃身基部の取り付け方法を改良(HK21Eは銃身自体も延長された) 機関部が後方へ25 mm (1.0 in)延長され、ボルトの後退ストロークを増すことで反動を緩和した 機関部の左右に強化用の板材を溶接し、射撃を重ねると蓄積されるレシーバーのゆがみを抑制した ボルトや機関部、給弾機構の部品が再設計された トリガー・グループのバースト射撃モードに新たに「3発バースト」が加えられた 樹脂製銃身ハンドルが加えられた 後方照準器が大型のダイヤルで調整可能な方式に変更された 単純な折りたたみ式の二脚に替えて、3段階の高さ調節と左右に傾けることが可能な二脚になった 給弾機構は、ボルトが前後両方向に移動する時に給弾ベルトを連続的に駆動する方式に変更され、駆動時の負荷を軽減した ボルトを閉鎖位置へ押し込むためのフォワードアシストノブが用意された NATO標準の光学照準器マウントを装備した 歩兵の徒歩戦闘用として使用される場合には、HK21Eは、HK21A1のように給弾機構の下に板金製コンテナを連結し、その中に100発分の銃弾ベルトを収納することできる。ボルト、リコイル・スプリング、ベルト給弾モジュール、またはマガジンより構成されるオプションの給弾モジュール・キットによって、H&K G3やSTANAGの箱やドラム状のマガジンを使用することが可能である。衝撃吸収式三脚の重量は10.5 kg (23 lb)である。
※この「HK21E」の解説は、「H&K HK21」の解説の一部です。
「HK21E」を含む「H&K HK21」の記事については、「H&K HK21」の概要を参照ください。
HK21E(MGS4)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 14:59 UTC 版)
「メタルギアシリーズの装備一覧」の記事における「HK21E(MGS4)」の解説
H&K G3の軽機関銃(あるいは分隊支援火器)モデル。装弾数は100発。序盤の中東においてドレビンが洗浄したものを所持している民兵がおり、PMCから鹵獲したと語っている。
※この「HK21E(MGS4)」の解説は、「メタルギアシリーズの装備一覧」の解説の一部です。
「HK21E(MGS4)」を含む「メタルギアシリーズの装備一覧」の記事については、「メタルギアシリーズの装備一覧」の概要を参照ください。
- HK21Eのページへのリンク