GPファイナル初進出6位・全日本選手権4位で平昌五輪落選・世界選手権2位、銀メダル獲得
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 05:40 UTC 版)
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フリーでは映画『007 スカイフォール』の楽曲を選曲し、3回転ルッツ-3回転トゥループを2度組み込むなど高難度のプログラムに挑戦した。 ISUチャレンジャーシリーズのロンバルディア杯でSP、総合と自己ベストを更新し2位。 ISUグランプリシリーズのロステレコム杯では3位となる。2戦目の中国杯では、ショート・フリーともに大きなミスなくまとめ2位。獲得ポイント24点で初のトップ6選手によるグランプリファイナルの出場権を獲得した。 グランプリファイナルではSPは僅かなミスに止め首位と僅差の5位につけるものの、FSのジャンプでミスが相次ぎ6位、総合でも6位に終わった。 平昌オリンピックの最終代表選考会となる全日本選手権において、SPではダブルアクセル(2回転半アクセル)が1回転となるジャンプミスが響いて4位に。翌日の公式練習中ジャンプの着氷時に右足首を故障、FSは痛み止めを服用して出場した。怪我の影響もあってか、3回転サルコウが2回転となる失敗が出るなど5位、総合でも4位に留まった。 平昌オリンピックの女子シングル・日本代表選考では、シーズン前半で実績を残した樋口と、同大会で2位に入った坂本花織とで大きな議論を呼んだ。結果、全日本選手権で上位だった坂本が選出されたため、惜しくも無念の五輪落選となり、樋口も悔しさの余り号泣したという。しかし、一方ではこれまでの実績も評価されて、2年連続で世界選手権への派遣が決定。宮原と共に次年度世界選手権女子シングルの出場3枠の確保を託されることとなった。 世界選手権は、SPで3回転の連続ジャンプで転倒してしまい8位と出遅れたが、フリーではほぼ完璧な演技を披露して2位入賞・自身同大会初の銀メダルを獲得。宮原も3位・銅メダル獲得で、次年度世界選手権女子シングルの日本代表は最大の3枠に復活となった。
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