FMV-TOWNSとは? わかりやすく解説

FMV-TOWNS(TOWNSシリーズの終焉)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 05:32 UTC 版)

FM TOWNS」の記事における「FMV-TOWNS(TOWNSシリーズの終焉)」の解説

1995年平成7年)冬にはWindows 95発売影響PC/AT互換機であるFMVPCIスロット専用拡張ボード搭載したハイブリッド機FMV-TOWNSという形態変わった動作モード前面スイッチで切りかえ、TOWNSモード専用カードによるハードウェア支援受けた上でエミュレーション形態動作するPC/AT互換機汎用性併せ持った反面独自性薄れることにもつながったまた、ベースとなったFMV当初ALi製Alladin IIチップセット搭載しPentium 133MHz搭載でも486 100MHz搭載機にさえ劣る程度性能しか出ない機種であったことから、WindowsマシンとしてもTOWNS互換機としても額面通り性能出ないことで大きな不評買った富士通専門誌Oh!FM TOWNS」も、1996年2月をもって休刊。代わって「FMVファミリー」が創刊され2000年休刊するまで刊行されたが、文面でのFM TOWNS扱いは、あったとしても僅かなコーナー限られたこのためTOWNSユーザ情報源ニフティサーブのFTOWNSフォーラム草の根BBSといったパソコン通信や、同じ1996年にFTOWNSを中心とした有志によって創刊され同人誌「Another TOWNS」(1996年2002年。全20号)に頼ることとなった。またユーザPC/AT互換機以外に、一部Macintoshにも流れていった。 当初Fresh相当だった拡張ボード機能は、モデルを追うごとにMシリーズ当に近づいていくなどしたが1997年夏のFMV-TOWNS モデルH20を最後にFMV-DESKPOWER統合される形でTOWNSシリーズ終了した。 なお、専用拡張カードPCIカード形態であるが、その動作にはPCIバス以外にも幾つか信号線が必要で、カードだけを外して普通のPC/AT互換機搭載して動作しない。ただし、チップセット構成がV-TOWNSと同様であるか、特定の機能持ったチップセット搭載したマザーボードであればマザーボード上に一部改造を施すことで動作可能である。

※この「FMV-TOWNS(TOWNSシリーズの終焉)」の解説は、「FM TOWNS」の解説の一部です。
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