OAKの誕生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/06 05:30 UTC 版)
OAK(オーエーケー、オアシスかな漢字変換)は、Japanistの前身に当たる日本語入力フロントエンドプロセッサ(FEP)である。 元々は、現在は販売を終了した富士通の日本語ワープロ専用機OASYSのかな漢字変換機能を、同社製パソコンのFMRやFM TOWNSのMS-DOSやOS/2向けに移植したもので、これらの機種向けのOSに付属していた。 OAKはその後,Windowsに移植され、FMR・FM TOWNS・FMV版のWindowsに付属するほか、同社製のワープロソフトOASYS(OASYS/WinやOASYS Jr.やOASYS for Windowsを含む)に「OAK for Windows」としてバンドルされ、販売されていた。 OAK V8開発中の2000年7月7日、親指シフト入力など、大幅に機能が追加された「OAK パワーアップβ版」が公開され、その後同年9月28日発表のOASYS V8にてOAK V8正式版がバンドルされた。OAKとしてのOASYSへのバンドルはV8が最終となった。
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