FMV-DESKPOWERの投入
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/14 16:04 UTC 版)
「FMV」の記事における「FMV-DESKPOWERの投入」の解説
そして非マニアの一般消費者に訴求するべく投入されたのが、初心者にも易しく(独自メニューウィンドウの自動起動)、「マルチメディア」をキーワードに(SoundBlaster16を搭載・アクティブスピーカーまで同梱)、大量のプレインストールソフトウェアをバンドルした初代「FMV-DESKPOWER」である。1995年のWindows 95の発売とともに大々的な低価格路線と販売攻勢を打ち出し、ついに富士通のパソコンシェアはNECを抜いて悲願の1位となった。しかし、大量に売れたFMV-51**D3/D4系ベースのDESKPOWERでは、PCI機器の相性問題・Plug&Play実装周りに問題があり、ユーザーからのクレームも多かった。PCIバスの拡張カードによっては、FMVのD3系だけ動作保証外とされていた程であった。また、あまりに値段を下げすぎたため赤字となってしまい、その後は販売方法の見直しが行われた。ちなみに当時の搭載フロッピーディスクドライブはNEC製である。
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