フェラーラとモデナの君主一覧
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/13 06:18 UTC 版)
フェラーラとモデナの君主一覧(フェラーラとモデナのくんしゅいちらん)では、13世紀から19世紀のイタリアにおけるフェラーラ、モデナおよびレッジョの君主を挙げる。
概史
イタリアの有力貴族でランゴバルド人の血を引くとされるエステ家は、10世紀以来エステ辺境伯の地位を世襲し、やがてこれが家名となった。1196年からはフェラーラ侯爵となった。1240年にフェラーラのシニョリーア(僭主制)を確立した。
1452年にはモデナとレッジョ、1471年にはフェラーラがそれぞれ侯爵領から公爵領に改められた。
1598年、フェラーラはローマ教皇に奪取され教皇領に編入され、以後はエステ家はモデナおよびレッジョ公国(モデナ公国)として存続した。
1796年、モデナ公国はナポレオン・ボナパルトに征服されチザルピーナ共和国に編入された。
1814年、モデナ公国はエステ家最後のモデナ公エルコレ3世の女系の孫でハプスブルク家(オーストリア=エステ家)のフランチェスコ4世の下で再興されたが、1859年にサルデーニャ王国に併合され滅亡した。滅亡の際の君主であったフランチェスコ5世は嫡出の子孫を残さずに死去し、エステ家は完全に断絶することとなった。モデナ公爵・レッジョ公爵の位とハプスブルク家の一員であることを示すオーストリア=エステ大公の称号は遠縁の同族であるオーストリア皇太子フランツ・フェルディナントへ、さらにフランツ・フェルディナントの死後皇太子となり皇帝となったカール1世へ、さらにカールの子孫へと継承されている。
フェラーラ、モデナおよびレッジョの侯爵(エステ家)
- オビッツォ2世(1264年 - 1293年)
- アッツォ8世(1293年 - 1308年)
- アルドブランディーノ2世(1308年 - 1326年)
- オビッツォ3世(1317年 - 1352年)
- ニッコロ1世(1317年 - 1344年)
- アルドブランディーノ3世(1335年 - 1361年)
- ニッコロ2世(1361年 - 1388年)
- アルベルト(1388年 - 1393年)
- ニッコロ3世(1383年 - 1441年)
- レオネッロ(1441年 - 1450年)
フェラーラ、モデナおよびレッジョの公爵(エステ家)
- ボルソ(1450年 - 1471年、1452年からモデナおよびレッジョ公、1471年からフェラーラ公)
- エルコレ1世(1471年 - 1505年)
- アルフォンソ1世(1505年 - 1534年)
- エルコレ2世(1534年 - 1559年)
- アルフォンソ2世(1559年 - 1597年)
モデナおよびレッジョの公爵(エステ家)
- チェーザレ(1597年 - 1628年) 1598年にフェラーラを失う
- アルフォンソ3世(1628年 - 1629年)
- フランチェスコ1世(1629年 - 1658年)
- アルフォンソ4世(1658年 - 1662年)
- フランチェスコ2世(1662年 - 1694年)
- リナルド3世(1694年 - 1737年)
- フランチェスコ3世(1737年 - 1780年)
- エルコレ3世(1780年 - 1796年、1803年没)
モデナおよびレッジョの公爵(オーストリア=エステ家)
モデナおよびレッジョの公爵(オーストリア=エステ家。亡命君主による自称。)
- フランチェスコ5世(1859年 - 1875年)
- フランツ・フェルディナント(1875年 - 1914年)
- カール1世(1914年 - 1917年)
- ローベルト(1917年 - 1996年)
- ローレンツ(1996年 - )
「Duke of Ferrara and of Modena」の例文・使い方・用例・文例
- Microsoftがβ版をランチするのは「NetShow streaming server」で動画や音声をオンデマンドで提供する。
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 an admiral of the fleet 海軍元帥.
- 篏入的 r 音 《英音の India office /ndiərfɪs/の /r/の音》.
- =《口語》 These kind of stamps are rare. この種の[こういう]切手は珍しい.
- (英国の)運輸省. the Ministry of Education(, Science and Culture) (日本の)文部省.
- は of の誤植です.
- を off と誤植する.
- あいまい母音 《about, sofa などの /ə/》.
- 副詞的小詞 《on, in, out, over, off など》.
- 迂言的属格 《語尾変化によらず前置詞によって示す属格; たとえば Caesar's の代わりの of Caesar など》.
- çon of garlic [humor]. それにはガーリック[ユーモア]がちょっぴり必要だ.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Speaker of the House of Commons 下院議長.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Committee of Ways and Means 歳入委員会.
- 初めて読んだ英文小説は“The Vicar of Wakefield”
- (違法罪―a sin of commission―に対する)怠惰罪
- 『each』、『every』、『either』、『neither』、『none』が分配的、つまり集団の中の1つのものを指すのに対し、『which of the men』の『which』は分離的である
- 『hot off the press(最新情報)』は『hot(最新の)』の拡張感覚を示している
- 『Each made a list of the books that had influenced him』における制限節は、リストに載った本を制限節で定義された特定の本だけに制限する
- 臨床的鬱病を治療するのに用いられる三環系抗鬱薬(商品名ImavateとTofranil)
- 『sunshine-roof』は『sunroof(サンルーフ)』に対する英国の用語である
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