カリアス (カリアデスの子)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/17 21:44 UTC 版)
カリアス(希:Kαλλίας、ラテン文字転記:Callias、?-紀元前432年)はペロポネソス戦争初期のアテナイの将軍である。
カリアスはカリアデスの子である。ポティダイアのアテナイへの反乱とそれへのコリントスの援軍派遣に際し、紀元前432年にカリアスは他4名の将軍と共に重装歩兵2,000人を率いてカルキディケへと派遣された[1]。彼らはピュドナを包囲中のアルケストラトスら率いる先行部隊と合流した。彼らは続いてベロイア、ストレプサを攻撃するも落とすことができず、ポティダイアへ転戦した。その後、彼らはその当時反アテナイの態度をとっていたマケドニア王ペルディッカス2世に対する反乱軍と合流してギゴノスへと向った。
カリアスらはマケドニア人部隊をオリュントスへと派遣し、本隊は敵(ポティダイア・コリントス連合軍)の拠るポテイダイアへと向った。同地でアテナイ軍とポティダイア・コリントス連合軍は矛を交えた(ポティダイアの戦い)[2]。アテナイ軍はポティダイア・コリントス連合軍を破るも、カリアスは戦死した[3]。
註
参考文献
- ディオドロスの『歴史叢書』の英訳
- トゥキュディデス 著、小西晴雄 訳 『トゥーキュディデース』筑摩書房〈世界古典文学全集 11〉、1971年。(トゥキュディデスの『歴史』を収録)
「Callias II」の例文・使い方・用例・文例
- フェーズIとフェーズIIで許容副作用を伴い効果的であることが示される治療あるいは薬品の大規模な臨床試験
- 1228年から1229年までの十字軍は、病気になった神聖ローマ帝国皇帝フレディリックIIで導いて、法王によって破門されました
- 330,000人の連合軍隊が敵火の下で絶望的な退却において、北フランスの浜辺から避難しなければならなかった世界大戦IIの陸海空共同の避難(1940年)
- 腎臓にアンジオテンシンIIができるのを阻止し、動脈を弛緩してくれる抗高血圧薬
- アンジオテンシンIIへのさきがけであるアンジオテンシンの生理学的に不活発な形態
- 高血圧を治療するのに用いられるアンギオテンシンII抑制剤
- ASCII文字セットは最も一般的に用いられている文字セットである
- 王を補足したと考えられるI歴代志とII歴代志の旧約聖書の旧名
- ウルガタ聖書(IIエスドラス書を除いて)に含まれるが、ユダヤやプロテスタント版の聖書では省略される旧約聖書の14冊
- I歴代志、II歴代志、エズラ、およびネヘマイアからの編集から成る外典
- フレディリック神聖ローマ帝国皇帝IIを破門して、聖地に対して新しい十字軍を計画していた1245年の西方教会の協議会
- キャサリンIIの愛人であり、1762年に彼女が権力を握る支援を行ったロシアの役員で政治家
- 遺伝的に第VIII因子が欠乏するために生じる血友病
- アンギオテンシンIをアンギオテンシンIIに変えるタンパク質分解酵素
- 血液凝固において、トロンビンは第XIII因子をフィブリンが分解しにくい凝血塊の形成を引き起こす(フィブリナーゼ)活性型に触媒する
- パーシングIIというミサイル
- SALTII条約という2国間軍縮条約
- SALTII条約という2国間軍縮条約の内容
- 宇宙開発事業団と航空宇宙技術研究所は,2004年にH-IIAロケットでHOPE-Xを打ち上げる計画をしていた。
- 72歳の映画監督と彼の息子は,9月25日,新作映画「バトル・ロワイアルII」の製作を発表するため,記者会見を行った。
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