【AGM-69】(えーじーえむろくきゅう)
AGM-69 SRAM (Short Range Attack Missile:短距離攻撃ミサイル)
アメリカ空軍で使用していた核弾頭搭載空対地ミサイル。
AGM-28の後継として開発された。
AGM-28はサイズが大きく、ウェポンベイに搭載が不可能だった為、B-52でも翼下に2発しか携行できなかったが、AGM-69は小型・軽量化された為、B-52は最大20発(爆弾倉内8発、主翼下12発)の携行が可能だった。
現在ではAGM-86などの登場によりすでに退役している。
主な搭載機
スペックデータ
全長:4.27m
直径:44.5m
翼幅:76.2m
発射重量:約1t
弾頭:W69熱核弾頭(核出力170~200kt)
ペイロード:136kg
射程:160km/200km(高高度発射の場合)
命中精度:450m CEP
推進方式:固体推進ロケットモーター
エンジン:ロッキード SR-75-LP-1ロケットモーター×2基
最高速度:マッハ3.5
誘導方式:慣性誘導(地形クリアランスセンサー付)
SRAM (ミサイル)
(AGM-69 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/24 02:00 UTC 版)
SRAM(Short Range Attack Missile)は、冷戦中期から末期にかけてアメリカ空軍が運用していた空対地ミサイル。核ミサイルに分類される。
- ^ 世界の傑作機 NO. 31 ボーイングB-52ストラトフォートレス:文林堂 2002年 ISBN 978-4893190284
- ^ “Complete List of All U.S. Nuclear Weapons” (英語). The Nuclear Weapon Archive (2006年10月14日). 2007年7月29日閲覧。
- 1 SRAM (ミサイル)とは
- 2 SRAM (ミサイル)の概要
- 3 脚注
- AGM-69のページへのリンク