A380-800型機とは? わかりやすく解説

A380-800型機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 03:22 UTC 版)

エアバスA380」の記事における「A380-800型機」の解説

旅客仕様基本型で、2007年10月25日シンガポール航空商業飛行開始した型式名装備エンジンの一覧機種エンジン型式証明取得A380-841 R-R Trent 970-84/970B-84 2006年12月12日 A380-842 R-R Trent 972-84/972B-84 2006年12月12日 A380-861 EA GP7270 2007年12月14日 出典R-R: ロールス・ロイスEA: エンジン・アライアンス 当面はこの型のみの販売引渡しを行うことにしており、 機体重量軽減 アビオニクス改善新たに開発されるA350との共通性高めたデザイン予想されている) より効率的なエンジンの搭載(これもA350向けに新たに開発されるTrentXWBの装備考慮されている) 最大離陸重量増加による航続距離延伸 など、段階的な性能向上プログラム検討されている。これらの改良取り入れた第一段階生産機2012年頃から納入されると考えられている。この機体エアバス社のエンジン換装新型プログラム同様にA380A320neoやA321neoなどといった一連のneoシリーズ」に加わる事となり、「A380neo」として改良施され新型機となる。2016年にはUAEエミレーツ航空が、改良機構想の「A380neo」に関する発表行っており、同社エンジン換装などが施されない場合でも、アビオニクス中心とした改良機を追加発注する用意があるとしている。 2015年6月に2機の発注検討していることが報道されユナイテッド航空含めると、A380-800型機を導入した航空会社数は世界全体14社となる。この発注実現至った場合ユナイテッド航空アメリカ合衆国航空会社として初めてのA380-800型機発注となる。アジアではシンガポール共和国フラッグキャリアであるシンガポール航空が、A380シリーズ全体でのローンチカスタマーとして初号機受領しシンガポール欧米路線オセアニア路線などで活躍している他、保有機材数としてもアジア地区最多の機数を有している。その他にタイ国際航空などが、繁盛期ごとの臨時定期便日本成田国際空港定期乗り入れ行っている。 現状ではエミレーツ航空がA380-800型機の最大顧客で、2016年3月には日本スカイマーク向けに製造途中だった機材引き受ける形で2機追加購入する契約結んでいる。

※この「A380-800型機」の解説は、「エアバスA380」の解説の一部です。
「A380-800型機」を含む「エアバスA380」の記事については、「エアバスA380」の概要を参照ください。

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