A21
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 05:27 UTC 版)
「フルメタル・パニック!の登場人物」の記事における「A21」の解説
武知 征爾(たけち せいじ) 傭兵として戦地を転々とした後に、無人島を買い取り、非行少年を更生させるための組織"A21"を立ち上げた人物。 無人島に非行少年達を放り込み、サバイバルや戦闘の技術を叩き込むことで彼らに自信を与え、犯罪に手を染める必要をなくすことには成功したが、非合法に所持していたとみられる危険物を、潜入取材をしていたマスコミが勝手にいじって爆発させてしまい、そのことで死者が出た事により社会から批判される。その後拘留され、失意の中で獄中自殺する。 セイナ曰く、カリーニンと雰囲気が似ている。 『スーパーロボット大戦W』ではトレーズ・クシュリナーダの信奉者、『第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇』においては黒の騎士団の一員とされている。 クガヤマ・タクマ 声 - 千葉進歩 A21構成員。本名タテカワ・タクマ。ラムダ・ドライバの矯正を受けたベヘモスのオペレーター。そのため薬を飲まないと冷静さを保てなくなる。また、実の姉を殺害しており、ラムダ・ドライバの実験もあいまって精神に変調をきたし、セイナを姉と思い込んでいる。拘束されていた際に行動を共にしていたテッサに好意を抱いていたが、その思いが届くことは無かった。 負傷した身でベヘモスを起動させ、マオのM9を撃破するものの、宗介のアーバレストによって撃破され、死亡する。 セイナ 声 - 浅野まゆみ A21構成員。実質的なリーダー役を務めていた。日本政府に拘束されたタクマを奪還するためにサベージに搭乗して防衛庁の施設を強襲し、その際にカリーニンを拘束した。 ベヘモスを起動させるために必要な人材であるタクマを制御しやすいように、自分を姉だと思い込ませている。実際は天涯孤独の身であり、彼女はタクマを利用している事に若干の罪悪感を抱いていた。 拠点にしていた“ジョージ・クリントン号”が沈む際に、カリーニンと共に脱出するが、その直前に負った怪我が原因で死亡する。 『スーパーロボット大戦W』では『新機動戦記ガンダムW』の張五飛に助けられ、以後は彼と共に行動するが、後にオーブ連合首長国にて民間人の誘導をしていた際に連合軍の攻撃を受け、五飛に言葉を遺しタクマのことを思い浮かべながら死亡した。 オオイ、ウエダ、ヤシロ、ハタノ A21構成員。このうち3名がタクマを奪還するために宗介のマンションを襲撃して返り討ちにあって死亡し、1名は伏見台高校において発生した銃撃戦で宗介に射殺されている(誰が伏見台高校で死亡したのかまでは詳しく書かれていない)。
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